ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【仮想通貨犯罪を摘発】(Y)
国家サイバー犯罪対策課は、国内外の組織犯罪シンジケートが仮想通貨投資家に対する詐欺ソフトウェアを開発したとして、おとり捜査を実施。4日に犯罪現場を突き止め6人の容疑者逮捕に成功した。被害がヨーロッパに広がっていたため捜査にはドイツのサイバー対策部も協力した。(9/5)

 

【武器密輸阻止】(Y)
警察はヨルダン国境付近で武器密輸の疑いで2人を逮捕した。武器には銃4丁と地雷が含まれており、ヨルダン川西岸地区で取引が行われていたよう。(9/5)

 

【旧市街でテロ】(Y,P)
6日にエルサレムの旧市街で刺傷事件が発生し50代の男性が重傷、17歳の観光客が軽傷を負った。加害者は東エルサレム出身の17歳男性で、現場から逃走した直後に治安部隊に逮捕された。(9/6)

 

【右派が最高裁の審問に抗議】(Y,P)
基本法改正に対する請願の最高裁での審問に先立ち、1万人の右派デモ集団がエルサレムで抗議を行った。抗議デモにはスモトリッチ財相も演説で参加した。(9/7)

 

【イスラム聖戦幹部を逮捕】(P)
IDFは夜間作戦を実施し、パレスチナ・イスラム聖戦の幹部を他の17人のテロ容疑者とともに逮捕したと発表。作戦中に1人の国境警察官が軽傷を負った。この作戦で軍装備品と車両4台が押収された。(9/7)

内政

【ウクライナ移民兵士の葬儀に千人】(Y,P)
先週マッカビム検問所でのテロ被害により死亡したウクライナ移民IDF兵の葬儀が行われた。SNSでは葬儀に参列するよう呼びかける声が拡散し、約千人が訪れ喪に服した。(9/5)

 

【ラクダで登校】(Y)
ネゲブで運送業者が賃金未払いに抗議して、生徒の移送をボイコットしたため、数十人の生徒がラクダやロバに乗って登校した。未払いは今年2月から続いていると主張されており、教育省はこの問題には現在対応中とのこと。(9/5)

 

【米国務長官が首相とパレスチナ議長と会談】(Y,P)
ブリンケン米国務長官は5日夜にネタニヤフ首相と、アッバス議長と別々に会談を行いサウジアラビアとの国交正常化について議論した。また米政府関係者はこの会談は国交正常化における緊急事態打開の前兆ではないと述べた。(9/5)

 

【パプアニューギニアがエルサレムに大使館設置】(P)
パプアニューギニア大使館がエルサレムに設置され、同都市で5番目の大使館となった。同国のマラペ首相は演説で聖書に言及し、エルサレムを首都と認識すると述べた。ネタニヤフ首相は同国とは今後農業や灌漑技術などの開発が用意になると述べた。(9/5)


【元諜報機関高官が人種差別を示唆】(Y,P,H)
元モサド高官は6日、報道陣の取材に対しヨルダン川西岸地区でアパルトヘイトを実施していると述べた。この発言に対しモサド高官や与党のリクード党から非難の声が上がっている。(9/6)

 

【最新ミサイル防衛システムを英国に供給】(Y)
兵器産業のラファエル社は英国軍と、同社のミサイル防衛システムを2千万ポンドで供給する契約を交わしたと発表。英国は今後さらに投資を行う予定で、総投資額は1億ポンドを超えると予想されている。(9/7)

 

【国際訴追の可能性も】(Y)
司法改革の影響により、IDF兵が国際法廷での刑事訴追にさらされる危険性が増大すると軍部上層部が懸念を露わにした。具体的にはヨルダン川西岸地区など軍部以外の監視下に置かれて作戦を実行する兵が、後に外国で戦争犯罪の罪に問われる可能性など。(9/7)

 

【ゼレンスキー大統領と初電話会談】(Y,P)
ネタニヤフ首相はウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、戦闘が続く同国への援助と防衛システム開発援助の継続を確認した。また首相は、ロシュ・ハシャナを祝うユダヤ人が安全にウマンに巡礼できるよう協力を要請した。(9/7)

 

【首席ラビが修道院に書簡】(P)
ステラ・マリス修道院への過激ユダヤ教徒の攻撃をふまえて、ラウ首席ラビが修道院長に書簡を送り修道院への暴力を非難した。アシュケナジーである同首席ラビは「自分がやられて憎しみを持つことは他人にもやるべきではない」とユダヤ教の古い教えを引用して強調した。(9/7)

国際情勢

【マレーシアに緊急着陸】(Y,P)
イスラエル人12人を乗せたエミレーツ航空便が悪天候のため、マレーシアに緊急着陸した。マレーシアとイスラエルは現在国交を行っていない。航空便は数時間待機した後、目的地であるシンガポールに出立した。(9/6)

 

【エリトリアが暴動についてモサドを非難】(Y,P,H)
エリトリア情報省は5日、テルアビブでのエリトリア人の暴動はイスラエル諜報機関のモサドが支援したものだと発表。暴動の際大使館主催で行われていたイベントはエリトリア独立を祝う趣旨で、反政府派には独裁政権のプロパガンダだと見られることが多いという。(9/6)

 

【パレスチナは強硬姿勢】(Y,P,H)
パレスチナ自治政府は、イスラエルはサウジアラビアとの国交正常化に際し入植地拡大活動を全て停止すべきと発言したと英大手報道が明らかにした。サウジアラビアは正常化合意につき、自治政府への援助金年間2億ドルを復活させると発表している。(9/7)

 

【EUがアッバス議長の発言を非難】(Y)
パレスチナ自治政府のアッバス議長が演説で「ヒトラーがユダヤ人と戦ったのは彼らが借金に利子を付けたからだ」とホロコーストを否定する発言をし、これに対しEUが異例の非難声明を発表。「このような歴史の歪曲は扇動的で非常に攻撃的」だと非難した。(9/7)

◯ 文化
【大量のゴミ収集】(P)
北部とゴラン高原周辺でゴミの清掃プロジェクトが行われ、15km圏内から約150トンの廃棄物が収集された。このプロジェクトには120万シェケルが使用され、廃棄物はヘブロンの埋立地に輸送された。(9/6)

[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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