ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安
【シリア国境で密入国5人逮捕】(P)
IDFは16日夜にシリアとイスラエル国境間で5人の密入国者を逮捕したと発表。内3人は飛び地の安全保障フェンスの東側でIDFの監視により発見され、速やかに逮捕された。(1/17)

【ヨルダン川西岸地区で一夜にしてパレスチナ人10人を逮捕】(Y)
IDFと公安庁、国境警察は、ヨルダン川西岸地区で一晩かけて指名手配中のパレスチナ人10人を逮捕した。作戦中は数人の容疑者が部隊に向かって石や爆発物を投げていた。イスラエル側に負傷者は出ていない。(1/17)

【ヨルダン大使、誤解から数時間神殿の丘に入れず】(Y,P)
ヨルダンのマジャリ大使が神殿の丘入口で、イスラエル警察によって入場を一時拒否された。大使は丘を管理するイスラム教管理者と共に、事前連絡無しで神殿の丘を訪問していた。数時間後に誤解が解け入場でき、警察は「当直の警官が大使を認識できず、訪問予定も知らなかったので、指揮官に報告した。大使がもう少し待っていれば、何事もなく入れていたはず」と釈明した。(1/18)

【校長に手榴弾を送った2人の高校生を逮捕】(Y,P)
警察は19日、ユダヤ・アラブ人が混在する町ラムラにある高校の玄関に、手榴弾の入ったバッグを置いた容疑で生徒2人を逮捕した。15・17歳の高校生で、校長と話すため学校に入ろうとしたが警備員に止められたため、校長に渡すようバッグを手渡したという。(1/19)

【テロ計画容疑で2人のパレスチナ人逮捕】(Y,P,Hヘ)
19日、ネタニヤでテロを計画していた容疑でパレスチナ人2人が逮捕された。警察は治安部隊などから、西岸地区から不法入国したパレスチナ人がテロを計画しているとの情報を入手し、捜索を開始。逮捕に至るまでは道路の一時封鎖等を実施し、周辺の安全を確認した。事情聴取で容疑者の1人がナイフを所持していたことが判明している。(1/19)
内政
【94カ国がパレスチナに対する制裁反対に署名】(Y,P,H)
国連がイスラエルの政策の合法性について、国際司法裁判所に勧告的意見を求めた後、イスラエルは自治政府に制裁措置を取っていた。これを受けて94カ国が、イスラエルのパレスチナ人に対する制裁措置に反対する声明に署名した。57のイスラム諸国に加え、ドイツやフランス、日本や韓国など37か国が署名。(1/17)

【ラピド氏、司法改革の詳細について議論することを拒否】(Y)
野党指導者ラピド氏は16日、司法改革案についての議論を拒否し、そのような議論はこの運動に正当性を与えることになると主張した。「3つの事件で起訴されている首相と、常習犯罪者のデリ氏が支持している改革を、なぜ私たちが促進しなければいけないのか」と同氏はコメントで述べた。(1/17)

【ローマ法王と赤十字にガザで拘束中のイスラエル人の返還支援を要請】(P,Y)
外務省は18日、ローマ法王フランシスコと赤十字国際委員会、国連事務総長に対し、ガザ地区で7年以上拘束されているイスラエル人2名と、兵士2人の遺体の返還を働きかけるよう要請した。外務省によるとハマスが先日メンギストさんのビデオを公開後、家族が彼の精神疾患を公表したことから、嘆願文を送ったという。もう1人は2015年に同様の状況でガザに入ったアラブ系イスラエル人。(1/18)

【最高裁がデリ氏罷免の判決】(P,H,Y)
最高裁は、デリ内務・保健相の就任は不適切との判決を下し、罷免を求めた。デリ氏は去年1月に脱税罪で有罪判決を受けたが、政界引退の意向を示したことから、司法取引が成立していた。1年弱での翻意・閣僚就任を受け、11人中10人の裁判官たちが任命の不合理さを指摘した。同氏はシャス党の党首・議員として職務を継続する意向。(1/18)

【国連高官がヒズボラに感謝、イスラエルは反発】(P)
ヴロネツカ国連レバノン特別調整官が、ヒズボラからレバノンの現状についての説明を受け、ツイッター上で謝意を述べた。イスラエルの政府関係者らからは「国連がテロ組織に感謝するとは正気なのか」など、批判の声が相次いでいる。ヒズボラは先月、国連レバノン暫定軍が銃撃に遭い1人が死亡した事件で、容疑を問われている。(1/18)

【政府、罰金や逮捕でデモ活動制限を計画か】(P)
19日に現地メディアは、政府がデモを制限する法の立案を進めていると報道。100人以上のデモは無条件に警察の許可を必要とし、どの警官でもデモの強制的に中止や1500〜5000シェケル (約6〜20万円相当)の罰金を科すことが出来るという内容。また、公人の自宅前でのデモは、住居から100m以上離れることが義務づけられる。前ネタニヤフ政権時からの動きのようで。報道後ベングビル国家治安相は立案中止を発表した。(1/19)

【首相、米国大統領補佐官と会談】(Y,P,Hヘ)
ネタニヤフ首相が19日にサリバン米国大統領補佐官と会談。同氏との会談は極右政権が始まって以来最初であり、首相の連立政権や超正統派議員の活動に対し不安がある中で実施された。両氏はウクライナ戦争やイランの核開発、アラブ諸国の国交正常化について議論した。(1/19)
国際情勢
【パリのエッフェル塔、イランのデモ受けライトアップ】(Y)
パリのエッフェル塔では権利を求めて戦う女性を支援するスローガンでライトアップされた。イランの女性アミニさんが拘留中に死亡してから4カ月が経つ。フランスは先週、スパイ容疑で告発されたイギリス系イラン人の処刑をめぐり、イランの外交官と会談した。(1/17)

【米国がイスラエルに保管の武器をウクライナに追加譲渡か】(P,Hヘ)
米国がウクライナに直近で供与した武器は、イスラエルにある米軍備蓄倉庫からのもので、近々再補充される予定だということが分かった。イスラエル国防軍も事実であると、認めている。ウクライナについてイスラエルは中立を保っており、軍事支援はしていない。(1/18)

【エジプト、イスラエル・ハマス間の仲介を再開か】(Y)
ガザで拘禁されているイスラエル人を解放するための取り引きに関し、エジプトがイスラエル・ハマスの間に立って仲介者となる意思があると、レバノンのメディアが報道した。イスラエルとの捕虜交換の交渉に対してハマスは前向きで、取引の条件として2011年以降にイスラエルにより逮捕され、現在収監されているハマスメンバーの解放を要求しているよう。 (1/18)

【リオのホロコースト記念館、ユダヤ人犠牲者を追悼】(P,Y)
19日にブラジルのリオデジャネイロでホロコースト記念館がオープンした。館内ではユダヤ人犠牲者だけでなく、芸術家や無政府主義者など同じくナチスに迫害された人々にも焦点を当て、ホロコーストの前中後の人々の様子を見せる展示が展開されている。リオのホロコースト関連施設は3つ目となる。(1/19)

[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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