ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安
【エルサレムの検問所で刺傷テロ】(P,Y)
13日夜、東エルサレムのショアファト検問所で、国境警察の兵士が襲撃を受け負傷。襲撃したのは13歳のパレスチナ少年で、バス検問所に到着し、検問していた兵士をナイフで刺した。兵士は現在治療を受けており、テロリストは別の警備員により射殺された。(2/14)
 
【乳幼児4階から転落】(P)
13日夜、中央部の町で1歳の乳幼児が4階のアパートの一室から転落したが、奇跡的に一命をとりとめた。転落した場所が偶然停車中の車のリアガラスで、ガラスによって衝撃が吸収されたとのこと。現在は応急処置を受け、病院で治療中。(2/14)
 
【トルコ地震、医療団帰還】(P)
トルコ地震支援の「オリーブ作戦」で人命救助にあたっていた医療関係者が15日に帰国。2月8日よりカフラマンマラシュの病院支援と現地の負傷者への医療提供をしていた。(2/15)
 
【SNSで話題の子ライオン捕獲】(Y)
イスラエル警察は15日にアブマレクと名付けられた子ライオンを回収。この子ライオンはソーシャルメディアで話題になり、警察の目に留まって回収につながった。調査の結果子ライオンは複数の容疑者により何度も違法取引されていたことが判明。(2/16)
 
【入植者、パレスチナ車に放火】(P,H)
国防軍(IDF)は15日に入植者イスラエル人がパレスチナ人所有の車に放火したと報告。IDF兵が放火犯を突き止め逮捕を試みるが他の入植者が車で妨害し、兵と入植者の衝突に発展した。(2/16)
 
【抗議デモに退役軍人も参加】(P,Y)
ヨム・キプール戦争で活躍した退役軍人らが100名以上司法制度改革デモに参加することが分かった。デモ行進は土曜日まで続く予定。(2/16)
 
【抗議デモのため戦車盗難】(P)
ヨム・キプール戦争を経験した退役軍人ら数人が、司法制度改革の抗議デモに使用するためゴラン高原に記念設置されていた戦車を盗んだことが分かった。報告を受けた警察が捜査に乗り出し、ガリラヤのキブツで戦車を発見。拘束し取り調べた。事件の後戦車は元の場所に戻され、司法制度改革に抗議する横断幕が傍に広げられた。(2/16)
内政
【トルコ大統領、外相と会談】(P,Y,H)
コーヘン外相がアンカラを訪問し、トルコのエルドアン大統領と異例の会談を行った。大統領は「イスラエルから受けた援助は一生忘れない」と、民間人の救助・治療にあたった救助隊の派遣に謝意。また会談では、両国間の関係強化について話し合った。(2/14-15)
 
【大統領、司法制度の対話努める】(P,Y,H)
ヘルツォグ大統領は14日夜に与野党の有力議員と対話し、司法制度改革の解決を図った。大統領府を訪れたのは野党代表のラピド前首相やガンツ前防衛相、与党からは改革を進めるロズマン法務委員長。ラピド氏は対談後報道陣の取材に対し「まずこの司法手続きを停止させるべきと大統領に伝えた」とコメント。(2/14)
 
【国家治安相、首相に苛立ち】(Y)
ベングビル国家治安相は、ネタニヤフ首相の入植地や西岸地区への対応に苛立ちを見せた。入植者が違法に開拓した果樹園をIDFが撤去し、入植者や極右女性議員らと衝突したことを受け「我々が署名した右派政権はこのようなものではなく、ユダヤ人にのみ厳しい姿勢だ」と発言し首相を非難。(2/15)
 
【司法制度改革案、主要項延期】(Y)
カッツ議員は15日、司法制度改革の主要案2項目の討議が1週間後に延期されたと発表。法案通過には遅れは出ない。(2/15)
 
【外相、キエフ訪問】(P,Y,H)
コーヘン外相は16日にウクライナの首都キエフを訪問し、ゼレンスキー大統領とクレバ外務大臣と会談。イランへの対策協力やウクライナへの人道的支援について話し合った。政府は前政権が約束した早期警戒警報システムの提供を履行予定。(2/16)
国際情勢
【アメリカ、入植地拡大に深い懸念】(P,Y,H)
アメリカ政府はイスラエルの西岸地区入植地拡大の動きに反対。2週間前イスラエルに訪問し、入植地拡大に反対を示したブリンケン国務長官は「我々はパレスチナとの関係を悪化させ、交渉による二国間解決の見通しを損なうような一方的な措置に強く反対する」とコメント。パレスチナとの緊張を抑えるよう改めて要請した。(2/14)
 
【米国務長官、UAE外相と会談】(Y)
ブリンケン米国務長官はUAEのアブダッラー外務大臣と会談。ヨルダン川西岸地区の問題やイスラエル・パレスチナ間の緊張とトルコ地震への支援について話し合った。(2/15)
 
【茨城県代表団、イスラエル訪問】(Y)
茨城県の代表3名がイスラエルとの関係強化のため訪問。持続可能インフラやエネルギー再利用、日本とイスラエルの貿易について話し合う予定。代表のFDIグループ菊地氏は「協力を通じてイスラエル企業にビジネスチャンスを提供しながら、競争力を高めていきたい」と企業誘致にも意欲。(2/15)
 
【ヨルダン外相、シリア訪問】(P)
ヨルダンの外相は15日にシリア紛争後初めてダマスカスに訪問し、地震後の「連帯」を示すためにトルコに向かうと現地報道。今後の災害支援について話し合う予定。(2/15)
 
【反イスラエル運動がフェイクニュース】(P)
国際的反イスラエル運動の「ボイコット、投資撤収、制裁運動」(BDS)の関連団体がソーシャルメディアで1948年戦争での虐殺の様子を示す写真を投稿。しかしホロコースト専門家がナチスの強制収容所の写真だと指摘し、間違った写真を使用していることが判明。ディアスポラ相のチクリ氏は「純粋な悪だ」と批判。(2/16)
◯ 文化
【サイバー企業に汚職の疑い】(P)
イスラエル防衛省監査部はサイバー企業NDVシステムが関税法に触れている可能性があると報告。防衛省では年末に調査があり、13日に汚職の疑いで数十人の局員が逮捕された。(2/14)
 
【超正統派記者、同性愛者の告白】(Y,P,H)
著名な超正統派政治記者のチェルキ氏が14日にSNSで自身が同性愛者だと告白。「私は神も男性も愛している。これは対立することでも革新的なことでもない」「私は長年自分の宗教と性的嗜好に悩んできた」と話した。投稿後すぐに国会議員や著名人から応援のメッセージを受けていた。(2/15)
 
【昨年の経済成長率予想上回る】(Y,P)
中央統計局が発表した2022年の経済成長率は6.5%、最終四半期は5.8%。これは昨年経済省とイスラエル銀行が出した予想を上回る結果となった。(2/16)

[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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