ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安
【イスラム国囚人、地震により脱走】(Y)
シリア北西部で地震により刑務所に大きな損傷があり、最低でも20人のイスラム国所属の囚人が脱獄したと報告があった。(2/7)

【イスラエルでも地震】(P)
ヨーロッパ地中海地震観測センターによると、トルコ中部でマグニチュード4.8の地震が発生。その後マグニチュード3.2の地震が発生し、7日夜遅くにイスラエルでも感じられた。これは6日に起きたトルコ地震の余震と考えられる。(2/7)

【シリアへの国境ゲート更に開放か】(P)
トルコ政府は災害支援のためトルコ・シリア間の国境ゲートをさらに2箇所開放することを検討していると発表。国連安保理事会の認可により人道支援にのみ開放されている、チルヴェゴズ国境ゲートに続くシリア側道路の損傷が大きく国際社会の支援が難しくなっているため。(2/8)

【ベエルシェバで火災】(Y)
南部最大の都市ベエルシェバのアパートで8日夜に火災が発生、30代の母親と1歳の子供が負傷。警察は、ブレーカーからの出火によるものだと考えている。(2/8)

【ロッドで女性が同じマンションの男性に刺され死亡】(P,Y,H)
中央部ロッドに住むリダル・スイサさん(33)が下階に住む男性に背中など複数箇所を刺され、死亡する事件が発生。避妊治療で病院に行くため階段を下りていたところ、踊り場で襲われた。容疑者は精神障害を患っており、1週間前にも被害者アパートのドアを叩き続けるなどの行動をしており、警察に連絡があった。(2/8)

【災害救助隊、続けて派遣】(Y,H)
150名の第一部隊に続き、イスラエルの医療関係者230名が8日トルコに到着し地震被害の救助・医療活動を開始した。政府は続けて250名の医療関係者を派遣。救助隊責任者のバッハ大佐は「他国と比べてもより多くの人々を発見し救助した」と報告。(2/9)

【7人殺害のテロリスト宅取り壊し】(Y)
国防軍(IDF)は8日、パレスチナ人テロリストのアルカム容疑者の自宅取り壊しを決定したと発表。先月エルサレムで7人が死亡し、3人が怪我を負った事件に関与した疑い。現在容疑者宅は封鎖されており、家族に取り壊しの告知がされている。(2/9)

【ユダヤ人コミュニティ代表遺体発見】(Y)
3日間行方不明だったトルコ南部の町アンタキアのユダヤ人共同体のリーダー、ジェノディ夫妻が遺体で発見された。IDFの民間防衛軍とユダヤ医療機関の合同救助チームが同都市で救出活動を行っており、2人の遺体を瓦礫の中で見つけた。「引き続き生存者の可能性がある限りトルコで救出活動を続ける」と、チームはユダヤ人に限らずトルコ人の救出を続ける予定。アンタキアのユダヤ人共同体は20人弱だが2000年以上の歴史があり、ジェノディ夫妻がシナゴグや共同体を運営していた。(2/9)
内政
【大統領、トルコ大統領と電話会談】(Y)
ヘルツォグ大統領は6日、トルコのエルドアン大統領と電話で会談し、イスラエルは支援に対し一致していることを伝えた。エルドアン大統領は支援に感謝し、イスラエルの支援は最も助けになると発言。先月のエルサレムでのテロ事件被害者にも追悼の意を示した。(2/7)

【国家地震対策会議を開催】(Y)
トルコ地震を受け、ネタニヤフ首相はハネグビ安全保障補佐官に近日中の地震対策閣議を開催するよう指示。自身に対するイスラエルの防災について議論する予定。(2/7)

【HSBC、司法制度改革を批判】(Y,H,P)
世界的なメガバンクであるHSBCホールディングスは6日にレポート内で司法制度改革によりイスラエル経済に大きな影響が及ぶと警告した。海外からの投資が鈍ることで、シェケルが弱体化する可能性を指摘。また中東においては法の支配レベルが為替レートに影響するため、「地政学的な緊張状態と新政権の司法改革は資金流出を生むだろう」と結論づけている。(2/7)

【ユニコーン企業、資金移動】(Y)
司法制度改革を控え、サイバーユニコーン企業のウィズは6日に資金をイスラエルから移動すると発表した。給与支払いなど、通常業務に必要な資金のみ残すとのこと。(2/7)

【トルコへの渡航警告発令】(Y)
外務省は7日、地震を受けトルコへの渡航警告を発令。「複数の余震がトルコで発生しており、数千人が死亡、数万人が怪我を負う被害にあっている。外務省はイスラエル国民に、トルコへの渡航を控えるよう呼びかけている。」と声明で述べた。(2/8)

【インド首相と電話会談】(Y)
ネタニヤフ首相はインドのモディ首相と20分の電話会談を行い、主にイスラエル・インド間のハイテク、経済、セキュリティの分野での関係強化について議論し双方の糸を確認した。(2/8)

【嘆きの壁、礼拝方法も超正統派式を】(P,Y,H)
超正統派政党のシャスは8日、嘆きの壁で超正統派の様式以外で礼拝を行った際、1万シェケルの罰金または6ヶ月の禁錮刑に科す法案を提出した。対象には女性の厳しい服装規定や演奏禁止、無許可の歌唱禁止、聖地の慣習に即った形でない宗教的儀式の禁止など、厳しいもの。しかし与野党から反対の声が上がり、提出は見送られた。ネタニヤフ首相は「嘆きの壁に関する現状維持協定はすべてのイスラエル民族にとって重要なものであり、現状が守られるべきである」との談話を発表。(2/9)
国際情勢
【在トルコ大使、支援に感謝】(Y)
在トルコイスラエル大使は「トルコは以前の地震での援助も記憶しており、同様に今回の震災でのイスラエルの支援にも感謝している」と感謝を表した。地震によるイスラエル人の被害は現在確認されていない。(2/7)

【イラン新ミサイル発表】(Y)
イランの報道局は8日にイスファハーンの中心部で行われたイベントで軍用武器が披露された映像を公開、中には「イスラエルに死を」とヘブライ語で印字されたロケット弾も発表された。このイベントは革命防衛隊の成果を示す大規模な展示会で、ヘリコプターやミサイルなども展示。入り口にはペルシャ語で「イスラエルに死を」と書かれた旗が掲揚されていた。(2/9)
◯ 文化
【ハイテク技術で救助支援】(Y)
イスラエルの防衛ハイテク企業であるエルビット・システムズはトルコに派遣された救助隊を支援。モバイルアプリで通信手段を統一化し、音声メッセージや被害現場のライブ動画など統括センターに最新情報を共有することが出来る。(2/9)

[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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