ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安
【15歳パレスチナ人少年死亡】(Y,H)
パレスチナ保健省は15歳の少年がヨルダン川西岸地区のカルキリヤ付近でIDFの銃撃により死亡したと発表。同省によるともう一人の被害者は重傷を負っている。(3/3)

【38台の車が被害】(P)
サフェド旧市街の3ヶ所で計38台の車両が破損していることが判明。警察は捜査に乗り出しており、50代男性を容疑者として1名拘束している。(3/4)

【ネゲブで飛行機墜落】(P)
ネゲブで小型飛行機が墜落し炎上、男女2人が死亡した。2人は救急隊員が到着した時点で死亡が確認された。(3/4)

【9週連続で抗議デモ】(Y,H,P)
土曜日夜、各地で9週連続司法制度改革へのデモが開催され、約25万人が反対の声を上げた。テルアビブでは16万人がデモに参加し、全国で8人が逮捕された。(3/5)

【フワラ暴徒法廷に出頭】(Y)
フワラ暴動を起こした暴徒のうち2人が5日朝に法廷で尋問。2人は行政勾留要請を受け拘束されていた。(3/5)

【パイロットらが2つのボイコット】(Y,P,H)
空軍飛行隊の予備役に就くパイロット37人が政府が進める司法改革に反対し、予備役での訓練参加を拒否すると発表。作戦などには参加する。軍幹部はネタニヤフ首相に対して「改革強行は新たな予備役拒否を生む」と警告。
また今週、ネタニヤフ首相はローマ訪問をサラ夫人と予定しているが、エルアル航空が希望者を募ったところパイロットの志願者が出て来ず、こちらもパイロットの『ボイコット』により人選が難航。(3/5)

【レバノン国境で激突】(Y,P)
レバノンとの国境で5日、国防軍とレバノン軍の司令官同士でいざこざが起こった。レバノンによると国防軍は、2000年に決められた暫定的な国境「ブルーライン」を越えたとされている。イスラエルによると国境に印を付ける作業を行っただけであり、国連暫定軍の了承を得ているとしている。(3/6)

【プリム中に西岸地区閉鎖】(Y,P,H)
国防軍は5日、ヨルダン川西岸地区とガザ国境はプリム休暇中閉鎖すると発表。物資などの交易は続行する予定。(3/6)

【ラマダン中の敵意か】(P)
ベングビル国家治安相がラマダン期間中にもかかわらず東エルサレムの住宅取り壊しを警察に命じたと現地報道。パレスチナ自治政府は「現状維持」侵害を扇動していると非難した。(3/6)
内政
【軍が警察が釈放した右派活動家を逮捕】(Y,P,H)
フワラでの暴動に関わったが警察により釈放された9人の極右活動家のうち2人に対し、ガラント防衛相が行政拘禁のための逮捕状を発付。警察を統括するベングビル国家治安相はこれに反発し電話で抗議しようとしたが、防衛相は応じず。防衛省は「2人は軍や警備隊に対しての攻撃を計画していた」と処分の理由を説明した。(3/3)

【EUが入植者拡大停止求める】(P)
欧州の英独はじめ6カ国は土曜日に共同声明でパレスチナに対してはテロ攻撃を非難、イスラエルに対しては入植地の拡大と違法入植地の停止を呼びかけた。またEUのパレスチナ特使はイスラエルにフワラでの暴動に関する説明責任を求め、「自分の目で確認したい」とコメント。(3/4)

【財務相発言にアメリカでバッシング】(Y,P,H)
スモトリッチ財務相が「フワラは消し去るべき」と発言、弁明ツイートでも「米大使は、私を飛行機から落とすべきと言った」と述べた事を受け、近く訪米予定の同相をボイコットすべきとの声。ホワイトハウスは米政府と同相が会談の可能性に否定したが、米大使館にはスモトリッチ財務相のアメリカ入国ビザを取り消すべきと声が寄せられている。(3/4)

【司法長官、献金に関する新法案に反対】(Y,H)
ミアラ司法長官はリクード党提案の政治家が寄附受託を可能にする法案に反対。これは政治家に個人的な訴訟や治療費用への寄附を可能とする法案で、ネタニヤフ首相が支援者から集めた支援金を返金するよう求められた件から提案したのではとの声も。国会はこの法案を反対にも関わらず通過させた。(3/5)

【首相が超正統派教育機関への予算増額を約束】(Y)
ネタニヤフ首相がユダヤ教超正統派学校の予算増額を約束したとUTJ党が発表。連立合意で約束の増額が予算案には反映されておらず、首相とUTJ党間に緊張があった。多くの超正統派教育機関では学習指導要領の一部しか反映されていないが、超正統派政党は他の学校と同様の予算を求めており長年の問題になっている。(3/5)

【「パン種法案」が第一読会を通過】(Y,P,H)
国会は5日、過ぎ越しの祭中にユダヤ教の祭りに関する食物規定を満たさない食品に関して、病院が持ち込み禁止を判断できる法案を第一読会で可決。非ユダヤ人市民や個人の自由の観点から最高裁は反対の判決を出しており、宗教派・世俗派間でも論点に。(3/6)

【国家治安相が左派による暗殺計画を指摘、警察は否定】(Y,P,H)
ベングビル国家治安相が6日のラジオ番組で、左派のデモ参加者が同相や首相、首相夫人への暗殺計画を立てているとの情報を入手していると発言。その後警察は否定。(3/6)

【大統領が司法制度での妥協案について明言】(Y,P)
大統領は6日、司法制度改革妥協案への理解と交渉への準備が与野党内で進んでいると示唆。合意に近づいているとし、プリムの祭りに読む聖書を引用して「本当に(国内の分裂・対立が)『逆になる』よう願っている」と発言。(3/6)
国際情勢
【米国防長官が中東訪問】(Y,P,H)
アメリカのオースティン国防長官がイスラエルやエジプトなど中東諸国を訪問予定。ワシントン報道官は「関係と連携強化のため、各国との議論に期待している」とコメント。またこの日はミリー統合参謀本部議長がイスラエルに到着し、ハレビ参謀総長やガラント防衛相と会談した。(3/3)

【トルコとUAEが貿易合意】(P)
トルコのエルドアン大統領は3日、アラブ共和国連邦との包括的な経済連携協定に署名したと発表。両国間の貿易額が5年以内に250億ドルに増加する可能性を示唆した。(3/3)

【ハンガリーがエルサレムに大使館移転か】(Y,P,H)
ハンガリーによるエルサレムへの大使館移転がニュースになり、その後ノバク大統領が「現時点でそのような決定はなされていない」と否定した。ハンガリーのオルバン首相はネタニヤフ首相と親交があるため、EUでは初となるエルサレムでの大使館開設を行うのではとの声も。(3/3)

【国連核監視団長、イラン協議に期待】(P)
国際原子力機関の代表は4日にイランとの会談について述べ、「大きな期待」があると言及。「イランの原子力プロジェクトの信頼性を高めるため共同する」とコメントしている。(3/4)

【NYで反ユダヤ主義行動、18ヶ月間懲役】(Y)
ニューヨークで29歳の男が反ユダヤ主義行動で18ヶ月間の懲役を言い渡された。4月の親パレスチナデモでイスラエルの国旗を掲げた男性を攻撃し引きずり回した罪。男はまた、2021年にダビデの星ネックレスをつけた男性やキッパをつけた男性を攻撃したという。(3/5)
◯ 文化
【東京便、一時テルアビブに引き返す】(P)
4日の夜10時5分に東京へ向けて離陸したエルアル787便は、技術トラブルにより離陸後10分でベングリオン空港への帰還を余儀なくされた。同便は午後11時10分に同空港に着陸し、負傷者は報告されていない。(3/4)

【南部で砂嵐の予報】(Y)
保健省と環境省は5日午後、南部のネゲヴ地方とアラバ地方で極めて高レベルの大気汚染が予想されると発表。大気中の粒子濃度が通常より高いためで、シナイ半島からの塵で砂嵐の発生も予想される。(3/5)

【ロシア青年、イスラエルでがん治療】(Y)
3年間のガン闘病後ロシアで死を宣告されたアグラコブさんはイスラエルで治療を受け回復、20歳の誕生日を迎えた。現在は家族とともにイスラエルに移住している。(3/6)

【神殿の丘横の考古学公園が再オープン】(Y)
神殿の丘のふもとにある考古学公園が大規模な改修を終え、3年ぶりに公園内全展示が再開。2700年前のユダ王国時代の発見物のほかに、神殿の燭台「メノラ」をモチーフにしたハスモン朝最後の王の硬貨など貴重資料が公開される。(3/6)

[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
正しく表示されない場合はこちら
このメールは、シオンとの架け橋からのメール配信をご希望された方に送信しております。今後も引き続きメールの受信を希望される方は こちらをクリック してください。 今後メールの受信をご希望されない方は、こちらから配信停止手続きが行えます。
本メールは sorami@zion-jpn.or.jp よりsorami@zion-jpn.or.jp 宛に送信しております。
シオンとの架け橋、京都府


配信停止 | 登録情報更新 | 迷惑メールと報告する