ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【入植地で独立記念日を祝う】(P)
入植地の一つであるホメシュで、数百人が集まり26日にある独立記念日を祝った。ホメシュは以前開拓が停止されていたが、離脱法が約一ヶ月前に廃止され、入植再開が可能となった。しかしアメリカ政府は撤回に反対しており、同国との溝が深まると危惧する声も。(4/21)

 

【トルクメニスタンに大使館】(Y)
コーヘン外相は20日、トルクメニスタンに大使館を開館。外相が訪問するのは1994年以来で、「同国との関係は安全保障や外交関係にとって非常に重要で、(大使館設置で)中央アジアにおけるイスラエルの地位が強まる」とコメントし、期待を寄せている。(4/21)

 

【司法制度改革抗議デモ:16週目に突入】(Y)
テルアビブで22日、数万人の人々がデモ行進を実施。デモの象徴となったイスラエル国旗を掲げる人々が見られた。(4/22)

 

【6つの企業に侵入した男性、起訴される】(P)
4月の8日間で、6つの企業に侵入した罪に問われているオル・アキバ在住の26歳の男性が、21日にテルアビブで起訴された。警察によると、男性はドアを無理やり開けたり鍵を壊したりして異なる方法で6つの企業に侵入し、店から現金や商品を盗んだという。(4/22)

 

【大都市中心部で閃光発音筒爆発】(Y,P)
テルアビブ中心部の通りで深夜、家屋に閃光発音筒が投げつけられ爆発、けが人は報告されていない。警察は調査に乗り出している。(4/22)

 

【ベングリオン国際空港がハッキング被害】(Y)
ベングリオン国際空港のウェブサイトがハッカー集団「アノニマス・スーダン」によってハッキングされ、一時閉鎖されたことが分かった。電力会社のウェブサイトが被害にあった直後の攻撃となった。(4/22)

 

【神殿の丘、ユダヤ人受け入れ再開】(P)
神殿の丘事務局は24日からユダヤ人訪問客の受け入れを再開すると発表。独立記念日にはラビやイェシバの代表が訪問する予定で、複合施設は一部の時間にユダヤ人観光客に開放される。(4/22)

 

【妨害懸念で演説取りやめ】(Y,H)
ネタニヤフ首相は23日、司法改革抗議デモ団体が妨害を予告したため、北米ユダヤ連盟総会で予定していた演説を中止すると発表。首相官邸はスケジュールの問題や独立記念日のイベントの準備のため、演説をキャンセルしたと公表している。(4/23)

 

【喧嘩が原因で飛行機が引き返す】(Y,P)
22日夜にNYからイスラエルに向かったユナイテッド航空の航空便で、イスラエル人の乗客が乗務員と喧嘩になり3時間後にやむなく引き返した。着陸後乗客は飛行機から降ろされ逮捕されたが、航空便はすぐに離陸できず23日に出発を延期した。(4/23)

 

【ヨルダン国会議員が武器の密輸に関与】(P)
22日にイスラエル警察がヨルダンの国会議員を逮捕、西岸地区に200以上の銃と殺傷能力のあるライフルなどの武器を持ち込んだ疑い。コーヘン外相は「このような事態は見過ごされてはならない」とさらなる調査に意欲を見せている。外相はまた、外交関係の軋轢を防ぐためヨルダン政府には責任を負わせないと説明した。(4/24)

 

【シリアへ砲撃】(P)
国防軍は24日午前、ゴラン高原から国境を隔てたシリア・クネイトラ付近の、テロ組織ヒズボラ拠点を砲撃した。標的となったのはクネイトラ付近の観測所とみられる。(4/24)

内政

【戦没記念日に政治介入控える】(Y,P)
ネタニヤフ首相とガラント防衛相、ラピド野党党首とガンツ代表は共同宣言に署名、戦没者記念日には司法制度改革への抗議で戦没者霊苑などには立ち入らないよう国民に要請した。声明には「戦没者記念日は我々すべてのものであり、その厳粛さを損なわず、また戦死者を称えるためにも誹謗中傷は国立墓地の外に置くこと」とある。(4/21)

 

【市町長も独立記念日の安全に言及】(Y,P)
テルアビブやエルサレムを含む115名の市や町の首長が21日に共同声明を発表、戦没者記念日の「厳粛さ」を尊重するよう市民に要請した。司法抗議デモの実施などに対する首相や野党党首の懸念を受けての声明。(4/22)

 

【新内務相に宗教優遇要請か】(Y,P)
イスラエル・我が家党リーバーマン党首は23日、アーベル新内務相に対し自治体への資金配分について宗教施設建設や資金繰りを加味すべきだと薦めたとして、ヨセフチーフラビを解雇するよう求めた。「宗教と国家の分離が時代の要請だ」とリーバーマン党首はコメント。(4/23)

 

【世界とイスラエルのユダヤ人対話目指す】(P)
ヘルツォグ大統領は23日に行われた北米ユダヤ連盟の総会で、イスラエルと世界中に離散しているユダヤ人とのギャップを埋めるため、新しい活動「人民の声」を立ち上げることを発表した。ユダヤ人総会議の開催を目指す。(4/23)

 

【追悼記念日にパレスチナ人の参加許可】(P)
最高裁は追悼記念日にパレスチナ人が入国を許可されるべきという判決を下した。ガラント防衛相の発表により、追悼記念日にパレスチナ人が入国禁止されたが防衛省が最高裁に書簡で報告をしていないため禁止は適用されないとのこと。(4/23)

 

【司法制度改革の協議】(P)
23日に司法制度について会議が行われた。報告によると、今回は基本法改正のための条件と、最高裁が基本法を取り消す方法に焦点が当てられた。次の会議は27日の予定。夏期国会は来週から開会の予定だが、司法制度の改革強行が進められるかは不明。(4/23)

 

【スーダンの停戦協議提案】(P)
スーダンの内戦について、アメリカが欧州やアジア諸国が引き揚げるため25日から72時間の一時休戦を宣言したことを受けて、イスラエルは停戦協議の主催を提案した。コーへン外相は「スーダンでの戦争や暴力を止める手助けができるなら喜んでそうする」と述べている。(4/24)

国際情勢

【イランとヨルダンの外務大臣接近か】(P)
イランとヨルダンの外務大臣は20日に電話会談を行い、できるだけ早く会合を行い両国の関係について話し合うことを決めた。イランとヨルダンは約一ヶ月前に国交関係を更新している。(4/21)

◯ 文化

【戦没者記念日に防衛省がライトアップ】(P)
防衛省の建物が記念事業として、戦没者記念日に初めてライトアップを行う。建物の上に「思い出す」という意味のヘブライ語の文字が設置され、巨大なろうそくがプロジェクターで壁に映し出される予定。また戦死者24,213人の数も映し出される。(4/22)

 

【大規模な太陽光発電プロジェクト】(P)
イスラエルの再生可能エネルギー企業は環境省と共同で、渓谷で国内最大の太陽光発電プロジェクトを開始した。来年の中頃までに、6万世帯以上に住む約25万人に電力供給が期待されている。20日に起動し、グリーンエネルギー量の5.2%で全体電力量の1.2%に相当する250MWの容量で稼働する予定。(4/22)

 

【女子高校生が国際数学大会を制覇】(P)
イスラエルの女子高校生チームがスロベニアで行われたヨーロッパ女子数学オリンピックで、金銀銅すべてのメダルを獲得。チームの1人は満点を取り、個人でも大会1位を勝ち取った。(4/24)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
正しく表示されない場合はこちら
このメールは、シオンとの架け橋からのメール配信をご希望された方に送信しております。今後も引き続きメールの受信を希望される方は こちらをクリック してください。 今後メールの受信をご希望されない方は、こちらから配信停止手続きが行えます。
本メールは sorami@zion-jpn.or.jp よりsorami@zion-jpn.or.jp 宛に送信しております。
シオンとの架け橋、京都府


配信停止 | 登録情報更新 | 迷惑メールと報告する