ー ISRAEL NOW!ー
 
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
(本誌の発行は、原則として毎週水曜と土曜です。)
◯ 治安

【テロ被害で父親死亡】(Y,P)
2児の父親タマリさん(32)が路上でテロ襲撃に遭い死亡。自身の誕生日の前日のことだった。テロ集団は走行中に彼の車を追い越し、M16ライフルで7発銃弾を打ち込んだとのこと。事件現場は過去に軍の検問所があった地点に近く、地域住民や国会議員からは検問所の復活を求める声が。(5/30)

【世俗派の祭典に厳戒態勢】(P)
警察は6月1日に行われるプライドマーチのために厳重な警備体制を用意している。現地には約2千人の警官が配備される予定で、同じく配備予定の国境警察は私服での警備も予定している。祭りは午後3時から始まり行進は午後5時に出発する予定。(5/30)

【テロ組織が国防軍に濡れ衣か】(Y,P)
レバノンとシリア国境付近にあるパレスチナテロ組織基地で爆発が起き5人が死亡した事件について、組織代表はイスラエルによる攻撃だと主張し内部爆発を否定した。しかし国防軍はレバノンにもシリアにも攻撃はしていないとして、この主張を否定。(5/31)

【イタリアで死亡の男性、元スパイか】(Y)
22日にイタリアのマッジョーレ湖で悪天により船が転覆し、イスラエル人男性1名とその他3名が死亡した事件について、男性が元モサド工作員だったことが判明。当局も情報が正しいことを認めており、追悼の声を上げている。(5/31)

【テルアビブ銀行で盗難】(P)
31日にテルアビブの銀行から25万シェケルが盗まれたと現地報道。警察は現在犯人の捜索に乗り出している。現在は銀行で勤務していた若い男性に容疑が向けられている。(5/31)

【銀行強盗が逮捕】(P)
警察はテルアビブの銀行から25万シェケルを盗んだ疑いで、1日に32歳の男性を逮捕した。容疑者は取り調べを受けているとの発表。(6/1)

内政

【大統領がアゼルバイジャン訪問】(P)
ヘルツォグ大統領は30日、アゼルバイジャン訪問のため出立した。両国とイラン間の緊張の中で厳重な警戒態勢が敷かれている。大統領は「貿易関係や歴史的な繋がりだけでなく、アゼルバイジャンはイランの隣国であることを忘れてはならない」と対イランの姿勢についても話し合う可能性を示唆した。(5/30)

【議員投票日決定、司法改革進む】(P)
国会議長は、裁判官を選出する司法選出委員会に出席する議員2名を選出する投票は6月14日に非公開で行われると発表。野党は裁判所が政治化し、司法制度に害を与えると反対している。(5/30)

【ハンガリーがエルサレムに大使館移転か】(Y,P)
コーヘン外相はハンガリーがエルサレムに大使館を移転する可能性があると述べた。ハンガリー大統領がイスラエルを訪問する時が良い機会になると、移転に前向きな姿勢。同国が大使館をエルサレムに移転すればEU加盟国初となり、エルサレムを首都と認めないEUの立場と矛盾する形になる。(5/31)

【北朝鮮の打ち上げに非難】(P)
政府は北朝鮮の衛星打ち上げを非難し、「この無謀な行為が朝鮮半島と周辺地域の安定にもたらす危険性に懸念を表明する」と声明を発表した。(5/31)

【LGBTQへの認識、国内でも様々】(P)
LGBTQへの認識についての調査で、イスラエル国民対象者の61%が彼らが平等な権利を持つことに賛成している。特にユダヤ系イスラエル人は68%が支持しているが非ユダヤ系イスラエル人は反対が73%と高い割合になっている。宗教的イスラエル人は賛成が33%で反対が32%と拮抗している。(5/31)

【世俗派と超正統派で宗教的緊張】(P)
宗教的な緊張に関する調査で、対象者の44%が居住区で宗教的な緊張が高まっていると答えたのに対し、超正統派でそのように考えているのは19%という結果が出た。また、世俗派の中で35%が緊張の高まりのため引越しを考えたことがあると回答している。主だった論点は安息日の営業に関する議論や公共交通機関の利用など。(5/31)

【医師の高齢化により将来医療従事者不足の可能性が】(Y,P)
OECDは医師の高齢化が進んでいることから、イスラエルは医療従事者不足に直面する可能性があると警告。今回の調査で医師の半数が年金受給年齢に近づいていることが判明した。現在国内の医学部は入学生数を増やしてはいるが、医学生には財務省から補助が出るため審査が非常に厳しい状態。(6/1)

国際情勢

【イランの濃縮ウラン保有量増加か】(Y,P)
国連核監視機関はイランが保有する濃縮ウランの推定備蓄量が2015年の合意で定められた制限の23倍以上に達していると発表した。当時の合意で決められた上限は202.8kgだったが、今回の調査で4744.5kgに増加していたことが判明。同機関は撤去されていた監視装置の一部を再設置することを検討中。(6/1)

【イランの核兵器開発に警鐘】(Y)
米国の国家安全保障研究所(INSS)所長のオルブライト氏はイランの核兵器製造可能性を警告。取材によるとイランは保有ウランをすぐにでも濃縮し、半年で爆弾7発の製造が可能だという。またイランの核施設付近にはトンネルも確認されており、米国のミサイル攻撃でも障害があるレベルの深さまで掘られていると同氏は推測を述べている。(6/1)

◯ 文化

【超正統派ラビの葬儀に20万人集う】(Y,P)
23日に100歳で亡くなった超正統派ラビのエデルシュタイン氏の葬儀に、20万人を超える出席者があり警察が交通規制をかけるほどに。ブネイブラク市で行われたこの葬儀には親族と男性ラビしか入れないよう厳戒体制が敷かれた。(5/30)

【プライドマーチ実施】(Y,P,H)
エルサレムのプライドマーチに3万人が参加。数千人の警官が警護にあたり、大きな混乱は見られなかった。(6/1)


[情報源略号表]
 文末の( )内の記号が情報源です。(掲載日が異なる場合もあり。)
 P=エルサレム・ポスト  https://www.jpost.com/(英語)
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/(英語・ヘブライ語)
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/(英語・ヘブライ語)

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。

 
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シオンとの架け橋、京都府


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