【パレスチナ人労働者、エルサレム近郊ホテルで刺傷テロ】(Y,P,H)
エルサレム近郊のキブツが経営するホテルの食堂でアラブ人スタッフが「死にたい」と叫びながら50代と20代男性のユダヤ人宿泊客2人を刺傷するテロが発生した。50代男性は重傷、20代男性は中程度の傷を負っている。
犯人は東エルサレムのシュアファト難民キャンプ在住の42歳男性で安全保障に関する犯罪歴があるが同ホテルに勤務していた。テロリストが銃器を使用しなかったこともあり、ホテルに宿泊していた警官に取り押さえられ現行犯で逮捕された。その後このテロ関与の疑いで3人が逮捕され、取り調べを受けている。
テロリストを雇用していた人材派遣会社はメディアに「彼の兄弟を4年間雇用しており、その紹介で働き始めた。精神疾患があり、3年間薬物療法をおこなっていた」と語っている。
(9/12)
【国防軍、ガザ市占領作戦の準備を完了】(Y,P)
国防軍は14日、ハマス最後の拠点とされるガザ市の実質的占領を目的とした大規模な地上作戦を行う準備が出来たと安全保障内閣に報告した。
この1週間で空軍はガザ市内にある100以上の高層建築物に空爆を行い倒壊させており、これらはハマスによる軍事拠点(見張り台・狙撃場所)となっていることもあるが、未だにガザに残る一般市民に警告・避難を促すという意図もあるよう。また一時ガザから出ていた主力部隊も短い休息を終え召集した予備役兵と配備が進んでおり、近日中にも市内で地上作戦が開始できる状態となっている。
ガザ市内には約100万人が住んでおりここ数週間の間で南部へ避難したのは30万人ほどということから、軍部は「最悪の場合、戦闘地域に20万人以上が残ったまま作戦実行が余儀なくされる」との予測を立てている。ザミール参謀総長は首相・閣僚たちに「ガザ市占領=ハマス壊滅とはならない」と再三の忠告を行っている。
翌15日夜にはガザ市北西部で20分間に37回という激しい空爆が行われ、空爆による爆音がイスラエル中央部にまで聞こえたと報じられている。またハマス側は地上作戦に備え、生存している人質たちの監禁場所を地下トンネルではなく地上に移し『人間の盾』にする試みが行われているよう。
(9/14-15)
【国防軍、ガザ占領作戦開始を正式に発表】(Y,P,H)
国防軍は16日朝、15日の夜10時に実施された大規模な空爆をもって、ガザ占領作戦を開始したと発表した。
最初にガザに投入されたのは第98空挺師団と第162機甲師団という2つの現役部隊でここ数日中にもう1つの師団も投入され、計3師団がガザ市内でガザ占領を進め2師団がガザ市内を包囲するという形で作戦が行われる予定になっている。
この作戦は時間を掛けたものになると予想がされており、その裏にはアメリカからの「ガザ占領は段階的に行うように」との要請とハマスが全人質解放・ハマス武装解除という条件を飲む意志を示したら、軍事作戦を即刻停止することが出来るようにといった理由がある。
ガザ市内には未だに50万人以上の市民が残っており、その中に2500人以上のテロリストが紛れてゲリラ作戦を進めている状況。そんな課題が山積みの中、ガザ占領作戦が開始された。
(9/16)
【空軍がフーシ派を空爆、直後に弾道ミサイル飛来】(Y,P,H)
16日午後にイスラエル空軍はフーシ派が実行支配しているイエメン西部のホデイダ港に空爆を行った。空爆の2時間前にアラビア語報道官はホデイダ港と停泊中の船舶に居る人々に「数時間後に攻撃する予定。港に留まる者は自身の命を危険にさらす」と事前警告を行っている。
その後フーシ派系メディアは3つの埠頭に12回の攻撃が行われたと報じ、同派報道官は「私たちの防空システムが敵戦闘機に混乱を生じさせ、一部は領空に入らずに引き返した」と(イスラエルメディアによると虚偽でプロパガンダ的な)声明を発表している。
午後7時前にはフーシ派が発射した弾道ミサイルがイスラエルに飛来。テルアビブ近郊から内陸部・エルサレムを中心とした広範囲でサイレンが作動し、100万人以上がシェルターに避難した。また18日午後にはフーシ派の無人攻撃機が南部エイラットの市街地に着弾し火災が発生、その2時間後には弾道ミサイルが飛来し、テルアビブを含む海岸部からエルサレムまでの広い範囲でサイレンが鳴り、100万人以上がシェルターに避難している。
これで今月に入ってのフーシ派からの攻撃は弾道ミサイル7・無人攻撃機6の計13回に。
(9/16, 18)
【ヨルダンとの検問所で銃撃テロ発生、兵士2人が死亡】(Y,P,H)
死海の北にあるヨルダン国境の検問所で人道支援トラック運転手の銃撃・刺傷テロが発生しイスラエル軍兵士2人が死亡した。テロリストはヨルダン軍に雇用されていた57歳の男性でヨルダンからイスラエル経由で人道支援物資を運ぶトラック運転手として3か月間働いていた。
一般的な物資運送と違い人道支援物資はイスラエル・ヨルダン間の協力関係からドライバーや物資のセキュリティーチェックをヨルダン側のみで行い、イスラエル軍は検査をしない。それを利用しテロリストはイスラエル側に拳銃とナイフを持ち込み、イスラエル側でトラックから降りて近くに居た68歳の予備役の大隊長と20歳の兵士の2人に発砲とナイフによる刺傷を行った。その場でテロリストは射殺された。
このテロを受けイスラエルはヨルダンからの人道支援物資の搬入を停止し、ヨルダン政府に調査結果の提出を求めている。
(9/18) |