こちら、最近、何かにつけてお世話になっている
備前国総社宮 禰宜 の武部一宏さん。
手に持たれてるのは、ご自身で採られた はちみつ。
武部さんは神主の傍ら、養蜂家でもあるんです。
武部さんの はちみつ の特徴は、繊細でとても綺麗な味。
万人受けする味わいです。
でも最大の特徴はその素性。
みつばち達は神社の横ですくすく育ち、
神社の周辺の花々から蜜が集まります。
採れた はちみつ は神様に奉納されます。
その おさがり 「撤饌」(てっせん) がこの はちみつで、
ご希望の方に販売されています。
とてもご利益がありそうな はちみつですね。
ここまで聞いただけで 欲しいという方はたくさんいらっしゃいますが、
話は続きます。
このはちみつで、神社業界(!?) での悩みを解消しようというのです。
その問題とは人手不足。
大きな原因は収入不足。
神社離れが多いなか、神職だけで生活出来る人はごくわずかだそうです。
多くが兼業されています。
しかし神職と兼ねるには定期的な仕事は合いません。
そんな中、神職 × 養蜂 はとても相性が良いんです。
それぞれ忙しい時期がズレており、
周りに自然が多いという 神社が多いのです。
この、神職 × 養蜂 を広め、神社を活性化し、
その神社の氏子地域を活性化していきたい。
そんな強い想いを武部さんはお持ちで、
僕も 少しでもお役に立てたらと思っております。
そこで作った商品が、冒頭の写真の
神社の名前入り はちみつ です。
80g 900円 で販売する予定で、
内100円は 玉串料のようカタチで、その神社へ納めます。
このように、
神社や神主さんにも、消費者にも嬉しい仕組みを
武部さんと一緒に作っていこうと思います。
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