はちみつ の気泡。

春はすぐそこですが、 まだ気温は低いため、はちみつ の粘度が高く、

そのまま瓶に詰めていくと、空気を取り込み、こんな景色になるのです。

まるで、シャンパン ですね。

でも 気泡 はほとんど動かない。

まさに、刻 を封じ込めた ような、

 

そんな感覚がいたします。

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　先日 岡山で、日本獣医公衆衛生学会　市民公開シンポジウム でのお話。

この号では、「ミツバチという生き方」 について、
玉川大学学術研究所　ミツバチ科学研究センターの 中村純さんの お話を抜粋します。

　◇ 社会を支えるのは個々の高い能力
　　・視覚は発達しており、紫外線まで認識できる。
　　・嗅覚は犬と同等といわれている。
　　・数は４つまで数えられる。
　　・ピカソ と モネ の絵のタッチを識別できる。
　　・働きばち は、自らの体重に匹敵する花蜜や花粉を運べる。
　　・女王ばち は、自らの体重に匹敵する重さの卵を毎日生み続けることができる。

　◇ コロニー構成員の高速な入れ替え
　　・30日程度の寿命しかない働きばち が、次々入れ替わることで、
　　　コロニーは全体的な老化を避けることが出来る。
　　・女王ばち は寿命（3年ほど）だが、寿命の延長は、産卵能力が低い、
　　　あるいはコロニーの育児能力が低いことを反映している。

　◇ 全員が全ての仕事を担当する分業制
　　・働きばち は日齢の進行に伴って業務が変わる。
　　　　0日 ～　掃除
　　　　3日頃 ～　育児
　　　　7日頃 ～　巣作り
　　　　10日頃 ～　門番
　　　　15日頃 ～　貯蔵係（はちみつ作り）
　　　　20日頃 ～　採餌（花粉・花蜜集め） 
　　・危険を伴う外勤活動を最後にすることで、労働を全て担当することができ、
　　　個体の社会への貢献を最大に維持している。

　◇ 働いている 働きばち は3割
　　・採餌行動において。　開花は気象条件や植物の生理的な状態によってずれるが、
　　　それに合わせて多数の 外勤ばち を短期的に作ることは難しい。
　　　代わりに、常に予備役の 働きばち を擁してこれに対応する。
　　・アリ類でも同様の比率であることから、3割 が、社会性昆虫において適応的だといえそう。


自然に学ぶべきこと。 むしたち に学ぶべきことは沢山あります。

もちろん人間社会とは単純に当てはめていく考えることは出来ません。

しかし、自然が織り成す業。 

少子化や雇用問題など、　人間社会の歪の解消の、

ヒントに一つに なるかもしれませんね。

　2.4kg の 百花蜜。

　お取り扱いの中で、 最大の瓶で、

　百花蜜 で、おひとつ 7,000円。

　超 お徳用です。（笑）

百花蜜2.4kg

　この号のヘッダーは、この瓶の画像です。

 

　玉川大学の ミツバチ科学研究センターは、はちみつ業界ではとても有名なところです。

中村さんのお話はとても楽しみにしていました。

　約20分 のお話は概要 に過ぎませんが、それでもとても勉強になりました。

ここでは書ききれずに、多くを割愛しました。

おりを見て、書きたいと思います。

もしご質問あらば、このメールに返信というカタチでも結構です。


お気軽にご質問ください。

　それではまた次回。

　最後までお読みいただき、ありがとうございました。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BeeDirection 代表  笠原 義久