2014.10.24 新月      


『みつばちの大地』 facebookページより


 
実りの秋。

果物や お野菜が 美味しいこの季節。

僕は最近、料理をすることの面白さにはまってしまい、

リビングに立つ時間が多くなりました。

献立は、お野菜から決め、それに合うお肉、お魚を決めるといった感じです。


根菜がいっぱいあるから、ポトフにしよう。

ではそれに入れるお肉系は? ソーセージ ♪

ポトフが余ったからカレーにしよう。

ではそれに入れるお肉系は?

ということで、お肉は鳥の砂肝にしてみました。


ね、はまってるでしょ(笑)



みつばち のツアー


 養蜂家は、蜜の取れる花を求めて みつばちを連れて移動します。

花の咲く期間は限られているので、巣箱ごと トラックに載せて旅をします。

まるでアーティストの全国ツアーのように。


 でも、移動にはやはりストレスがかかるわけです。


 映画 『 みつばちの大地 』 では、アメリカの養蜂家の話が出ていました。

その一説を記載します。




 「 私は移動する養蜂家だ。ミツバチが一番栄えるところに行く。
  1年中、アメリカ全土を移動する。
  カリフォルニア州のアーモンドやチェリーが早春の2月に盛りになる。
  その後、3月末から4月にワシントン州のリンゴ アンズの受粉に巣箱を貸す。 
  夏には全部の作業がノースダコタ州に移る。蜂蜜作りのかき入れ時なんだ。
  10月の初めまでには作業が終わり、西部に戻って冬を過ごす。
  1年がかりの、大きなサイクルだ。」

 「 カリフォルニアからノースダコタまで、1100キロの旅になる。
  途中で1泊し、2日間かけてハチを運ぶ。
  車中の時間が短いほど、ハチの健康にはいい。
  中では巣から出られなくて、トイレにも行けないからね。
  長時間、箱の中にいて我慢しているのは、健康によくない。
  ストレスもたまるし、ハチには不自然な環境だから。
  車から下すのが、早いほどいいんだ。 」




映画では、ひたすら巣の中で耐える みつばち の姿がありました。


  ” 移動する ”  ということ。

これは、あまり表に出てこない、品質面においての重要な要素だと、

改めて気付かされたシーンでした。



移動 における品質について


 ここからは、僕の持論です。


 現在、スーパーには全国どころか、海外の食材が当たり前のように並んでいます。

当然のことながら、それぞれの産地から運ばれてくるわけで、

その輸送には たくさんの時間とエネルギーがかかっています。


 ヒトが新幹線でも飛行機でも疲労するように、

 みつばち がトラックの移動で疲労するように、

 野菜や果物さえも、疲労すると思うのです。

 そして、モノ であっても。


さらに、移動中には多くの仕分けの マシン や ヒト を介します。

その通過ポイントによっては、(壊れない程度に)荒々しく扱われることもあると思います。


 例えば 水。

どこかの 名水 や健康にいい 有名なお水を 物流で 運ばれたとします。

水 は環境に敏感ですから、例えば、ドン! と落とされた時、

箱やタンクは壊れないにしても、もともと持つ ” 水のエネルギー ” には、

何らかの影響があると思います。


 もっとわかりやすい表現をすると、テディベア。

愛する孫のために、買って、もしくは手作りのテディベアを 物流で運んだ時、

例えばマシンに弾かれ、 例えばヒトに投げられ、窮屈なトラックの荷物に積まれ、

過酷な状況を通り抜けてきたそのテディベアは、

果たして同じ表情で、孫と会うことができるでしょうか。


 とても感覚的な、抽象的な話ですが、僕は品質に大きな影響があると考えています。


だからといって、運ばなければならないものはしょうがないのですが、


 野菜であれば地産池消。

 名水であれば、現地に行って飲む。


これが ”基本である” ことを認識しておく必要が大切かと思いました。


 このご時世、新しいモノを作ることは 難しいと言われています。


電子機器では家電の機能は成熟しましたし、

衣・食・住、安くていいものが溢れています。


 「何を作るか」 よりも

 「誰が作るか」 や 「誰から買うか」 が重要なのですが、


 さらにもう一つ、

 「誰が、どうやって運んだか」

 も とても重要だと 僕は思うのです。



はちみつ を使った 料理の試作(3)



 今回は料理と言うわけではないのですが、オススメを一つ。



                         【 柿の くりはちみつ かけ 】




 
 柿の美味しい季節。

もちろんそのまま召し上がっても美味しいのですが、

そこに はちみつ をかけるだけで、ジャンルの違った美味しさに出逢えます。

 まさに、 「 フルーツ 」  が 「 スイーツ 」 に変わる瞬間です。

柿の優しい甘さには、くりはちみつ が一番合うと感じました。


nemu

― “約束の舞い” @ < misty Swan > ―

 


☆ モチーフ(被写体)の スケッチ ☆

     nemu が 普段行なってる【制作手順】は
       大きく分けると
         概ね こンな感じデス☆

◎ 被写体(モデルさん)のスケッチ
              (※ 数枚 ~ 数十枚程度)
  ◇ フォルム( “格好” とか “線の向き”。。
           “髪・指先の流れ”など♪ )の精査
  ◇ 完成時の “大きさ” を設定

◎ 習作(下絵)の制作
  ◇ 空間(物語・場面)の設定
  ◇ “光・風・音・言葉” など、
           “チカラの要素” を入れる過程

◎ 転写

  ◇ 習作画から 被写体を トレースアップ
  ◇ トレース画の輪郭線を “本制作画面” へ転写

◎ 本制作へ



― そもそも 【 習作 】 って? ―

nemu は 絵画作品を手掛ける際、
被写体のフォルム(流れ)や 全体の構図などを決めていく工程の一つとして、
本番(『本制作』と言います)の前に
一度、同じ絵(『習作(下絵)』と言います)を 描きます。

これは
nemu の絵が “水彩” である特性上、
「 気に入らなければ 上から描き直す 」
というコトが できないためで、

実際、
この “習作(下絵)” の段階において、
例えば 『髪のなびき方(風向き)』 や
『光の強さ・向き』など、
表現する ほとんどの要素を “確信” した上で
本番(本制作)へと 移行するのです♪

 つまり~。。☆

本番(本制作)を終えたトキには、
“転写” される前の “習作画” と
その後に制作された “本制作画”。。
  『“同じ様な 絵” が 2つ 出来ている』
    コトになりますネ♪


― ちなみに 上の画像は ―

『習作』 に入るための 『スケッチ』 を
  JIS企画のパネルに照らし合わせて、
    作品の “世界観(人格)” を
      イメージしてるトコロ♪

         &

  本作品の モデルを務めてくださる
< バレリーナ: Kanami さん > デス☆

  


URL: www.barre-au-sol.asia/
facebook: www.facebook.com/StudioDuBarreAuSolCa
Blog: http://ameblo.jp/ballet-kanami/

~☆



           ▼ < misty Swan >

http://thoroughnemu.jimdo.com/ほ-む-thorough/企画/spin-off/

 

nemu の絵は順調に進んでいるようです。

引き続き、その工程をお伝えしていきます。
 
はちみつ販売 ( 栗 )


 Bee Direction では はちみつ を販売しています。

 ▼ ご入用の方はご連絡ください。
 http://www.beedirection.com/contact-us/


 現在、くりはちみつは、360g 1,600円 (税込)で販売しております。

 ※ 少ない分量も承ります。
 ※ 送料は別途600円かかります。
 ※ その他のはちみつも承ります。
 ※ 価格は変動する場合があります。
編集後記

 今回の、移動における品質について という持論は、

僕が実際に、物流の荷物の仕分けの経験からきたものです。

そして、生産者から直接野菜を購入したときの幸せ感。

これはぜひお伝えしたいと思いました。


 僕の販売する はちみつも、出来れば直接、手渡し出来たらなぁ と

想う今日この頃でございます。



次回も どうぞ お楽しみに。


 最後までお読みいただき、ありがとうございました。


                                      BeeDirection 代表  笠原 義久