- 2022年 10月号 -

カナディアンネットワークより旅のニュースレターをお届けいたします。

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街には金木犀のいい香りが漂い始めましたね。花の香りで季節を感じるというのも、風流なものです。
そしてカナダからは、渡航規制緩和のお知らせが入りました!
今月のトピックス
 
1) 海外渡航情報
 カナダ | ニュージーランド | 日本
 
2) スタッフ林の【思い出の鉄旅】シリーズ
 『日本最長片道切符の旅』
【海外渡航情報】
 
<カナダ>
 
カナダ政府が、2022年10月1日より、新型コロナウイルスに係るすべての入国制限及びカナダに入国する人の検査、検疫及び隔離の要件を撤廃すると発表しました。
 
以下、すべてが不要となります
  • ArriveCANアプリまたはウェブサイトを通じて公衆衛生情報を提出すること
  • ワクチン接種証明書を提出すること
  • 到着前または到着後の検査を行うこと
  • 新型コロナウイルス関連の検疫または隔離を行うこと
  • カナダに到着後、新型コロナウイルスの症状や徴候が現れた場合の監視と報告を行うこと
  • 航空機及び鉄道での渡航に向けたへの健康診断の実施
  • 航空機及び鉄道でのマスク着用
カナダ入国に必要なものは、電子渡航認証 eTA のみとなります。
<ニュージーランド>
 
2022年9月13日よりニュージーランド入国に際し、新型コロナウイルスのワクチン接種証明は不要となっています。
 
すでに6月より、出発前の新型コロナウイルス陰性証明の取得は不要となっていましたので、ニュージーランド入国に際しては、NZTDならびにNZeTAの提出のみが必要となります。
<日本>
 
10月11日より緩和される水際対策は、外国人の新規入国者に対する規制の緩和です。また入国者上限数も制限がなくなります。したがって外国人観光客が日本を訪れやすくなります。

しかし、日本人が旅行から帰国する際の、ワクチン3回接種がお済みでない方は『渡航先国からの出国前72時間以内の陰性証明書が必要』という条件は継続されています。
スタッフ林の【思い出の鉄旅】シリーズ
 
今回は大学生になった林青年の、さらにスケールアップした鉄旅をご紹介します

国鉄線と国鉄航路連絡船を使って、最長距離の一筆書き切符で旅をした

 

 「日本最長片道切符」の旅

 

私にとって一番思い出に残る旅だった。

 

どこからどこまで? 
決まった出発地、到着地、そしてルートもあるわけではない。
自分で時刻表を繰って見つけるしかない。

 

とにかく路線と駅で重ならないように日本列島を南へ北へ、
東へ西へと、また、その逆へとひたすら一筆書きで最長距離を旅するのである。

 

昭和53年に旅行作家の宮脇俊三さんがこの旅を実行し、旅行記を出版、ベストセラーになった。

私はこの本が出版される2年前、ある読み物で「最長片道切符」で旅した大学生の記事を目にした。
この方は相当苦労してルートを作り上げたという。ルートが出来上がっても新線が開通したり、逆に廃線になったりすればルートはガラリと変わってしまうことがある。

 

私が大学へ入った年に東京では武蔵野線が開通し、さらに長いルートができる可能性ができた。


「新ルートを見つけて日本一のタイトルを奪還しよう!」

 

と、ルート作りが始まった。

実際の乗車ルート、当時の学研「旅行ホリデー」誌に掲載された地図

面倒な国鉄の運賃規則を適用しなくてはならず、ただのパズルではなかった。


ルートができあがると、今度は実際のスケジュール作り。

1日の運転本数が1~2本という区間もあり、また料金のかかる特急、急行は極力乗らず、鈍行に乗る、当時多く走っていた夜行列車は宿代を浮かす意味で積極的に利用する。
2年近くを要した計画は大変でもあったが、日本最長を見つけるのに楽しくもあった。

 

次の難問は、こんな面倒な切符を作ってもらえるのか? 

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