昨日からゴールデンウィークが始まった人が多いと思いますが、ご存知のように緊急事態宣言下なので不要不急の外出は避けて、日頃できなかったことに取り組むのはいいかなと思います。
私は家でじっくりと、歴史家を目指して郷土の歴史を研究したり、演劇の稽古も中断しているので演技や演出の専門書を熟読したり、自治会でやっている公園花壇の斬新なデザインを考えたり、お孫さんへの絵本や紙芝居を作ったり、また、私のキャリア理論を小学生にもわかりやすく説明した童話を企画したりetc.
さんも色々と計画があるとは思いますが、この機会に家でじっくりと将来に向けた「ライフキャリアの見直し」をやってみてはいかがでしょうか。
ご存知のように日本のビジネスパーソンの大部分は、就職ではなく「就社」です。
学校を卒業する時には自分はどの分野で何になりたいのかという明確な目標を持ち、その上でその業界、どの会社に入るのが得策かを考えて就職している人は非常に少ないです。
なので、はっきりとしたキャリア意識がないまま会社に入り、日々やらされ感の強い仕事をこなし、その後も人事異動で必ずしも自分の望まないところへ転々と職場を移動させられます。
従って、仕事やキャリアに充実感や働きがいを見出せない「キャリア難民」が増大するのは当たり前で、入社早々会社を辞める人(最近では入社1週間で辞める人もいるという)や辞めて転職をしたいと思う人が出てきても不思議ではありません。
また、昨今のようなコロナ禍や低成長時代においては、将来のキャリアについて漠然と不安を持ちながらも、その日その日をとにかく無難に過ごしたら良いと、安易な考え方に陥ってしまっている人も多いのではないでしょうか。
人間は誰でも、人生(ライフ)を一回しか経験できません。
たった一回の人生で、目先ではなく「自分はいったいどのような専門分野で何をやろうとしているのか」、「何を拠り所として生きている実感を味わおうとしているのか」を考えてみる。
これは、自分がこの世の中に存在している証となる「ミッション」ですが、こういった根本的なことから「ライフキャリア」を見直してみることが重要です。
考えるにあたっては、これからもっと壮大に自分が社会に果たしてみたい夢やロマンをベースにフリーハンドで描いてみるがポイントです。
これは、目先の仕事中心の「ワークキャリア」の発想から、より長期的な「ライフキャリア」へ思考をシフトする訓練にもなります。
「今までのキャリアの延長線でもいいのか?」という質問がありそうですが、それが将来、社会の課題解決に有効で、 さんにとって夢やロマンがあるなら構いません。
また、「ミッション」を持っていても不十分で、それを果たすための目標や計画(ビジョン)を作る必要があります。
目標も3年や5年後といった期間ではなく、10年や20年といった定年後の第2、第3といった何歳まで人生を生きるかをベースに計画することです。
さんが望む人生(ライフ)をいかに戦略的に計画的に生きていくことができるかを熟慮することが、「ライフキャリアの見直し」の要諦となります。
「ライフキャリア」の前提とは、目先の仕事だけではなく「人生哲学(ミッション)」であり、「人生計画(ビジョン)」そのものなのです。
5月31日までインテーク(初回)セッションの半額キャンペーンを実施中です。
キャリアや仕事での悩みがあれば、この機会に是非活用してくださいね。