5月31日までインテークセッション(初回相談)の半額キャンペーンをやっていますが、多くの相談者に共通している点は、
「ミッション」や「キャリアビジョン」や「自分にとってキャリアとは何か」という定義が不明確で、組織や会社から与えられた目先の仕事をこなすことがキャリアになると勘違いしていることです。
定年までを意識して組織や会社の仕事を我慢してこなすとキャリアになるというのは、「ワークキャリア=会社都合のキャリア」と言って旧いキャリアモデルの考え方です。
人生100年時代には定年後のキャリアも非常に重要になっていきますので、「ライフキャリア」という「人生をどう生きるか」をベースにして、長期なスタンスでキャリアを構築していくことが重要になります。
「ライフキャリア」とは、「自分が望む人生を実現させていくプロセスであること」。そして、「人や社会に役に立つことで、自分が生きている価値を証明すること」です。
「自分が望む人生は何か(ビジョン)」を明解にして、それを実現させるためのキャリア戦略(どんな業界、どんな会社、または起業、どんな職種、どんな仕事など)を考えます。
そして、その中でも人や社会に役に立つ(ミッションに合致する)仕事を選び、仕事を通して、将来を見据えながら戦略的に必要な専門知識・スキル・経験などを習得していきます。
これが本質的な「ライフキャリア構築」の考え方です。
しかし、多くの人が、自分が望む人生やミッションやビジョンもなく、深く考えずに就職ではなく就社になっているため、相談者に聞いても「自分が望む人生」についてボヤ〜と説明は出来ても、明確に説明できる人はいません(説明ができたら相談には来ませんが)。
どうやら、組織や会社から与えられた仕事を、人や社会に役に立つという考えではなく、給料のためにやらされ感で嫌々やっているというのが実態のようです。
これでは、給料の範囲内が自分の人生になってしまいます。
でも会社が右肩あがりで成長し、給料もどんどん上がっていった時代ではこれでもよかったのかも知れません。
しかし、思うように給料が上がらない、加えて社会保障費の負担がますます大きくなっていく時代においては、この旧い考え方ではしんどくなっていくと思います。
また、将来のキャリアにつながるかどうかわからない仕事を嫌々やっていても、ストレスがたまる一方ですし、いつまでたっても自分が望むような人生にはなっていきません。
ましてや、環境の変化で会社の経営が上手くいかなくなったら、その仕事すら無くなってしまうかも知れません。
今となってはいかに早く、本質的な「ライフキャリア」構築のあるべき姿にシフトするかです。
人は想って行動をしないと、自分が望むことは実現しません。
自分が望む人生と直結しないキャリアは、「ライフキャリア」ではありません。
5月31日までインテーク(初回)セッションの半額キャンペーンを実施中です。
キャリアや仕事での悩みがあれば、この機会に是非活用してくださいね。