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先日の熊本県で発生した地震、そして、昨晩の千葉県内で発生した豪雨により影響を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
酷暑の続く中、皆さまの安全と、安心して暮らせる日常が一日でも早く戻りますことをお祈り申し上げます。
 
ISSJ Scholarship for Youthの応募要項を公開しました!
 詳細はウェブサイトよりご確認いただけます。
対象となる若者や関係者に、ぜひご案内ください。
奨学金で、未来がつながる
かつてソーシャルワーカーとしてISSJに勤務していた元職員の方からのご寄付をきっかけに、2024年にスタートしたISSJの奨学金事業。
早いもので、今年度で3年目を迎えます。
この4月には、2期生が9名が新たな門出を迎えました。
そして1期生7名は、悩みもがき、時には立ち止まりながらも、それぞれの1年間をやり切りました。環境変化への適応に苦しみながらも自分のペースを掴み始めた人、自分の適正や進路を見つめ直す時間となった人、実習などを通してこの道に進んでよかったと実感できた人ーー。
1期生の中には、今年度での卒業を控えている若者もいます。

過去2年の実施を通して、多くの声を聞くことができました。
応募してくれた若者たち、彼ら彼女らをとりまく支援者、そして、選考に関わってくださる外部選考委員の皆さま。
それぞれの立場からの、想いの詰まった声に耳を傾ける中で痛感したこと。
 
それは、
「変化の激しい社会の中でも、前に向かって歩もうとする外国ルーツの若者たちを、ともに応援してくださる仲間が、私たちにはもっと必要だ」
ということです。
制度があっても、あきらめざるを得ない若者たち
2020年に始まった、国の制度である「高等教育の修学支援新制度(入学金及び授業料の減免+給付型奨学金の支給)」により、多くの若者に進学のチャンスが広がりました。一方で、制度から取り残され、進学をあきらめざるを得ない若者も少なからず存在します。
その最たる例が、外国にルーツのある若者です。 
 
たとえば、
  • 本国の情勢によって、学業を中断して避難せざるを得なかった若者
  • 本国で小学校を卒業した後、親に連れられて来日した若者
  • 高校卒業時には進学の見通しが立たず、卒業から2年以上が経過している若者
  • 幼少期を日本で過ごし、日本で義務教育を受けてきたものの、在留資格などの事情から、利用できる制度が限られている若者
など。
 
過去2年間、募集を始める前には私たちも想定していなかったような状況に置かれた若者からの応募もありました。
それくらい、外国ルーツの若者が置かれた状況は多様であり、周囲には理解されにくいのが実情です。
本奨学金では単に経済的な困窮度だけを見るのではなく、将来の進路について具体的に考え、高等教育機関で学ぶ強い意志を持つ若者を応援しています。
大学進学だけではありません。
IT・情報系、看護・介護といった医療系など、就職につながる専門的な知識や資格の取得を目指し、短期大学や専門学校への進学を希望する若者も応援しています。
「全員を採用したい!」
2次選考となるオンライン面接審査終了後に選考委員から聞かれるのは、このような前向きな悩みの声です。
緊張を隠しきれない中でも、未来への希望を一生懸命に語った若者。
堅実な人柄がにじみ出るかのように、人生の目標と、そこに向かうための計画を語った若者。
「こうなりたい」という確固たるビジョンを、まるで頑なに語った若者。 
もちろん、選考にはいくつかの基準があります。
しかし、若者のこれまでの歩みや、これからの可能性を、すべて数字に置き換えて評価することは容易ではありません。
できる限り公平に、そして一人ひとりの背景を丁寧に受け止めながら、選考を進めています。
 
なりたい姿もそれにかける想いも人一倍強く、将来のビジョンもしっかりと描いている。
けれど、経済的な困窮度が非常に高く、本奨学金だけでは卒業までの学費を確保できる見通しがあまりにも立たないーー。
そのような場合には、採用を見送らざるを得なくなります。
それは、本奨学金の運営に関わる私たち全員にとっても、決して簡単なことではありません。
だからこそ、応援してくださる仲間を増やしたい!
本奨学金は、このような若者の将来を支えるために、「進学と自立を応援したい」という想いからはじまりました。
ですが、現状では、その想いを具現化できているとは言い切れません。
だからこそ、私たちは改めて感じています。
 
若者の未来を支えるためには、奨学金そのものをもっと充実させていく必要がある、と。
 
資金の拡充も欠かせませんが、私たちが必要としているのはそれだけではありません。
たとえば、
  • 進学に必要となるパソコンやフォーマルウェアなどの物品を提供してくださる方
  • 若者や支援者たちの声を拾い、社会に届ける広報に関わってくださる方
  • 在留資格などの相談に乗り、法的な側面から支えてくださる専門家
  • 若者たちに「働く大人」の姿を見せ、さまざまな仕事や生き方を学ぶ機会をくださる方
などなど。
 
一人の若者が自分の未来を思い描き、そこへ向かって歩いていくためには、さまざまな人との出会いと支えが必要です。
「進学や自立を後押ししたい」
そんな想いを、
寄付という形で届けてくださる方も、
専門的な知識や経験を生かして力を貸してくださる方も、
周りの人にこの活動を伝えてくださる方も、
みなさんが、この奨学金事業を支える大切な仲間です。
 
ISSJは、外国ルーツの若者たちが、自分の未来を自分で選び、歩んでいくための可能性を、これからも一つずつ、つないでいきたいと考えています。
この歩みを、私たちと一緒に応援していただけませんか。
今年度も、ISSJ Scholarship for Youthの募集が始まります。
そして、3年目を迎えるこの奨学金を、これからさらに多くの若者の未来につながるものへと育てていきたいと思っています。
皆さまのご寄付、ご協力、そしてこの活動を知り、誰かに伝えてくださることが、若者たちの未来を支える力になります。
 
みなさまのお力添えを、どうぞよろしくお願い申し上げます。

本奨学金の支給内容や対象者、特徴や奨学生の声など、

ウェブサイトよりご覧いただけます。

上のロゴをクリックして、お進みください!

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