お寺に行ってすることもあれば、自宅で書くこともあります。
お寺では墨をすって筆で書きます。
自宅で書く時は筆ペン(ホントは筆で書くのが正式な作法)。
一般人が行う写経は
写経用に書かれた経文(「般若心経」が多いですがそれ以外の写経もあります)を下に敷き、
その上に半紙置いてなぞります。
供養のためだけではなく
学問そのものとしてや書道の一環として、また精神統一にも使われます。
ただ字を書くだけの作業のように思われますが、心の状態は面白いほど字に現れます。
きれいに書くとか、早く書くのが目的ではなく
心を込めて、集中(精神統一)して書き遂げるので、仕上がった時にはスッキリとした
そしてやり遂げた感覚が持てます。
墨と筆で書くのは60分(以上かかる人も多い)なので結構長い時間集中してます。
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まず手を清めます。
(お寺の場合はまず参拝するので手水舎で手を清めてありますよね。)
そして写経道場(←呼び方は色々)では入り口で
口を清めるために丁子(クローブ)を口に入れ
お香を跨いで通り身体を清めてから入ります。
そして硯に水を入れ、墨をすって筆で書きます。
(水と墨は元素(水素と炭素)に見立てられます。)
しっかり集中して、心を込めて真面目に書きます(笑)
お寺でするとお焚き上げをしてくださったり、
お寺それぞれのやり方でしっかり保存してくださったりします。
写経は書き上げた後の処理まですることが一連の流れになりますので
本来の意味ではお寺でさせてもらうことが一番理想的ではあります。
興味がある方は是非お試しくださいな♡ |