【ヨーロッパ式の誕生日の祝い方】
ドイツは初夏の陽気。21時頃まで明るく、爽やかな風が気持ちの良い季節です。
先週、五月の末にミュンヘンで誕生日を迎えました。
私の名前 "Mai" は、ドイツ語で五月の意味で、読み方も一緒。日本で名前に生まれ月を入れることは珍しくないですが、こちらでは多くない様で、ドイツ人にいつも驚かれます。
ヨーロッパでの誕生日は、お世話になっている人に日頃の感謝を伝える日。誕生日を迎える本人が、友人達をご招待、おもてなしする習慣があります。
私も今年はささやかな手料理で近しい学友達をもてなし、お祝いしてもらいました。
いつも応援してくださる皆様への感謝の気持ちを新たに、音楽も、そして人間も深めて行けるよう、新しい一年も日々精進して参ります。
さて、次回の日本帰国も迫って参りました。
6月23日のリサイタルは、日本人作曲家特集。巨匠、三善晃と芥川也寸志の曲とともに、現代に活躍する若手作曲家の曲を演奏致します。
聴きやすい曲ばかり。クラシック音楽の「和の心」を感じに来てください。
翌24日は弦楽四重奏。このコンサートの為に、各々がソロでも活躍する個性豊かなメンバーが集まり、モーツァルトやブラームス、ドヴォルザーク等の名曲をお届けします。
お食事をお召し上がりいただきながら、濃い演奏をお楽しみください。
みなさまにお会いできますのを楽しみにしております。