【オペラ珠玉の名曲たち】
ヨーロッパはサマータイムが終わり、あっという間に冬の空気に。皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
10月のコンサートは、ピアノとのデュオに加えて、お箏とのデュオ、オーケストラとコンチェルトの共演と、バラエティ豊かなものとなりました。
コンチェルトでは、友人のドレス職人さんに作っていただいた、心のこもったドレスをお披露目。
コンサート当日の朝に届いた純白のドレスには繊細な刺繍やビーズがふんだんに施され、遠くから見ても近くで見ても美しく、まさにメンデルスゾーンにぴったりの装いとなりました。
今月はミュンヘンでピアノトリオのコンサートが予定されており、それが終わるとすぐに、また新しいレパートリーを携えて日本に帰国します。
ファウスト、ロミオとジュリエット、カルメン、タンクレーディ…愛を語る華やかなオペラの名曲たち。
ロッシーニとグノー、二人のオペラ作曲家がそれぞれ没後150年、生誕200年を迎えたのを記念して組んだプログラムは、パガニーニやその弟子のシヴォリ、サラサーテが自らの技巧を誇示するために作曲した、ヴァイオリンの限界に挑むかのような超絶技巧の数々。
目にも耳にも楽しいオペラ珠玉の名曲たちを、アットホームな空間で、是非間近で息づかいとともにお聴きいただけましたら幸いです。
皆さまにお会いできますのを楽しみにしております。