【オクトーバーフェスト】
オクトーバーフェストで賑わうミュンヘン。東京ドーム9個分にもなる広大な敷地内にはビアホールが立ち並び、民族衣装のディアンドルやレダーホーゼに身を包んで、音楽に合わせて踊り狂う男女で溢れかえっています。冬がもうそこまで迫る寒さの中、会場は熱気に充ち満ちていました。
1リットルの大きなジョッキに注がれたビールはアルコール度数が少し高めで、あちらこちらで「Prost (乾杯)!」の掛け声が響きます。ビアホールのほかにも、観覧車やお化け屋敷、そして泥酔に追い打ちを掛けるジェットコースターなど絶叫系の乗り物も充実。ネオンが夜空を照らし、巨大な移動遊園地のような空間でした。
先月末はミュンヘンにて3つのコンサートに出演。一曲弾き終わるごとに客席から漏れる感嘆やストレートな反応を感じることができ、心温まる舞台となりました。
6日はラジオ、NHK-FMの「リサイタル・パッシオ」(午後8時20-55分)に出演します。ピアニストの齊藤一也さんと、今パッシオ(情熱)を注いでいる曲、ルクーやサン=サーンスを収録しました。
曲間には司会の金子三勇士さんとのトークも。恩師らとの思い出深いエピソードを中心にお話しします。(11日午前9時20-55分に再放送)
インタビュー(7つの質問)も併せてお読みください。
20日は、フォルテピアノ奏者で「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」第2位の川口成彦さんと、都内で待望の共演です!
マチネとソワレの2回公演で、モーツアルトやシューベルト、クララシューマンを、古楽器奏者からの視点でアプローチ。大学生以来となる久しぶりのステージに心をわくわくさせています。
27日にはヴァフタン・カヒッゼ指揮、甲府市交響楽団とブラームスのコンチェルト、モーツァルトのシンフォニア・コンチェルタンテを共演します。どちらも今回初めて取り組むレパートリー。ブラームスは、彼の自筆譜のコピーから楽譜を読み込み、音楽を深めています。
その他にも、15日に川崎市、22日に北杜市、27日と30日に甲府市と、コンサートが目白押し。
今月もまた、充実した一カ月となりそうです。
皆様にお会いできますのを楽しみにしております!