【「愛、恋、春」そしてヴィオラとのデュオ】
雪の結晶がふわふわキラキラ舞うミュンヘン。雪が積もると街の中も一気に明るくなります。
2019年はピアニスト尾崎未空さんと満席の東京庭園美術館でのコンサートで幕開け。終演後にそのまま飛行機に乗り、ミュンヘンでの卒業リサイタルでパガニーニ等の超絶技巧曲を演奏、そしてハイドンとメンデルスゾーンの弦楽四重奏をホームコンサートで演奏してきました。
メンデルスゾーンが18歳で書いた弦楽四重奏第2番は、美しくドラマティックな作品。彼の天才ぶりには畏怖の念を抱きます。日本でもいつか再演したいと思う傑作です。
さて、今月の都内でのコンサートは8日と10日。
8日は浜離宮朝日ホールで面白いコンサートイベント。
「朝活コンサート」と題し、10:30から小沼純一さんによる演奏を交えたプレセミナー、11:30からピアニストの梅村知世さんと「愛、恋、春」をテーマに、朝に相応しい爽やかなプログラムのリサイタルお聞きいただきます。
さらに13:00からホール近くのレストランでお客様と一緒に「ランチ座談会」でお食事を。
そしてホールに戻り16:00から特別企画「ムジカシエスタ」として、夜の公演に出演するピアニストの菊地裕介さんと、シューベルトに焦点を当てながら、音楽家の裏話を展開します。
まさに音楽尽くしの1日です!
10日は13時からおなじみ渋谷のイープラスカフェにて、スイスで共に学んだヴィオリスト、安達真理さんと初のデュオコンサート。
オペラの序曲のようなカリウォダ、美しいモーツァルト、そして名曲パッサカリア。アンコールにはユーモア溢れる曲をご用意しています。
どうぞお気軽にお運びください!
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。