ミュンヘンで共に学んだ仲間「ミュンヘン・トリオ」は、3月6、7日に待望の公演を迎えます。
新型コロナウイルスの影響で昨年から延期となった舞台。
岡本侑也さんは2017年エリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位に輝き、かの名ピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンと共演したこともある、日本が誇るチェリストです。
尾崎未空さんも数々のコンクールで賞を獲得した実力派の若手ピアニスト。
ショスタコーヴィチ、ベートーヴェン、ブラームスの、それぞれ味わいの違う大曲をそろえました。
重厚なプログラムを是非お楽しみに。
2月28日(日)には東京・汐留ホールにてハープの有馬律子さんと初共演します。
優雅なイメージのハープですが、足元は7つのペダル操作で大忙し。
最大47本の弦はペダルを踏みかえることで音を変化させており、4弦のヴァイオリンに比べて調弦の大変さもあるそうです。
プログラムは、没後100年となるカミーユ・サン=サーンス(フランス)の「ヴァイオリンとハープのための幻想曲」や、シュポアの「ヴァイオリンとハープのためのソナタ」をお届けします。
シュポアのソナタは、モーツァルトの歌劇「魔笛」の主題による変奏曲で、お聞き覚えのあるメロディと出逢えるはず。
会場でお目にかかれますことを楽しみにしています。