日本舞踊の「五耀會」による特別講演では、邦楽界で知らない人はいない箏曲家、米川敏子先生と演奏する機会に恵まれました。
米川先生が作曲した「風彩~箏とヴァイオリンによる」で、この公演のための創作舞踊に彩りを添えました。
「五耀會」は日本舞踊界を背負う舞踊家5人が流派を超えて集まった、いわばオールスター。
同じ舞台で演奏させてもらうと、最高峰の伝統技術を肌で感じることができます。
実際には舞台上で所狭しと駆け回っていながら、客席からは非常に優雅で、おしとやかな動きに見えるのです。
演じるキャラクターの個性やバックグラウンドまでも感じさせるような舞で、小さな動きで多くを伝える、質の高い芸術に触れることができました。
米川先生とは、12月13日(月)に「創邦21」という邦楽の新曲を集めたコンサートで「風彩」を再演します。