さて、今日こそは帰国の便に乗り遅れるわけにはいきませんので、かなり早めに空港へ向けて出発しました。
時間にたっぷり余裕をもって空港駅行きの電車に乗ったので、これでもう安心と思ったのがいけなかったのでしょう、またも一波乱。
途中から徐行運転や一時停止が多くなったことには気づいていましたが、車掌さんのアナウンスが地下鉄の騒音のせいでうまく聞き取れず、それでも時間に余裕があったので「海外ではよくあること」と気楽に構えてそのまま乗り続けていたあの時の私に、今なら一言言ってあげたいです、「もうちょっと気をつけてね」と。
そろそろ空港に到着するはずの時間になり、電車の行き先を示す車内の表示案内板に目をやると、電車の行き先が全く違う駅になっていました。
驚き急いで電車を降り、そこからの空港への行き方を調べましたが、空港までの距離は近いものの公共交通機関の便が良くない場所で、電車とバスを乗り継いでいたら搭乗時刻に間に合わないことが判明しました。
やむなくタクシーを呼んで空港に向かったのですが、結局到着したのはかなりギリギリの時間。というわけで、最後までヒヤヒヤの旅でした。
数日前、日本への乗り継ぎ便に間に合わずニューヨークの街へ放り出されたあの日、実は荷物が行方不明となっていたのですが、チェックインの際にもう一度調べてもらうと、ニューヨークの空港に残っていたことが判明し、無事、自分のスーツケースと共に帰国の途につくことができました。
フライト前に事前にコロナ関連の書類や陰性証明書等をオンラインで登録し、日本に帰国してからは、さまざまなカウンターを通り確認を受けながら、比較的スムーズに入国することができました。