彼女の家に到着して荷物を置くやいなや、行きたい美術館があるとのことで、同行することに。
観たがっていたものは、なんと蜘蛛の巣の展示(!)でした。
私は子供の頃に読んだファンタジーの影響で、昔から蜘蛛は好きなので、喜んでお供することにしたのです。
トマス・サラセーノというアーティストによる、蜘蛛の巣がライトアップされたアートは、繊細で細やかな巣の糸が光に反射して、自然が生んだ飴細工のように見え、それぞれの巣の一期一会の形状がとても神秘的でした。
その他、ビニールのごみで作られた風船のようなトンネルや、ホコリを使ったアートなど、環境問題や自然をテーマにした美しくもユニークな展示が多数あり、地球と人間、芸術の関係を考えされられました。