2月はテレビの収録、オーケストラと協奏曲の共演等、特別な機会に恵まれまれた月となりました。
初めてのテレビ収録は、まさに貴重な経験となりました。
まず楽屋で監督と打ち合わせをし、セットの準備ができたところで声がかかりました。
薄暗い照明の下、立ち位置を指定され、皆が位置につきます。目の前には俳優の仲村トオルさんが、楽譜を手にソファに腰掛けています。カメラがまわり、監督の掛け声と共に撮影がスタートすると、独特な緊張感が場を支配しました。
身体がこわばっていたのか、最初の一音が良い音が鳴りませんでした。一音のみで演奏をやめ、撮り直しをお願いすると、監督やスタッフの方々が暖かく対応してくださり、そこで作ってくださった穏やかな雰囲気が緊張をときほぐしてくれました。
様々な距離や角度から撮影するため、何度かの小休憩を挟みながら演奏を重ねました。最後のテイクが終わると、監督の「カット!」の掛け声の直後に沢山の大きな拍手をいただき、あっという間に感じた撮影が終わりました。
放送は3/2(土)、21:54〜
「土曜名馬座」 (テレビ東京)です。
時々乗馬に出掛けるほど馬好きな私が馬番組に出演させていただくご縁、とても嬉しく思います。
是非ご覧いただけましたら幸いです!