森田直行経営通信
Vol10

購読者様

 「日経平均が史上最高値を更新」という景気の良いニュースの裏側で、インフレや人手不足など、私たちの事業を取り巻く環境は絶えず変化しています。

 しかし、変化はチャンスでもあります。

 今回も、最新の経済動向を踏まえつつ、不確実な時代を乗り越えるための具体的なヒントや、一歩先の事業戦略に役立つ情報をお届けします。ぜひ最後までご覧ください。

【今回のテーマ】

 

1.マネジメントお役立ちコラム
 「利他の心」が会社を強く、持続的にする理由

 

2.課長心得12か条
 第八条 取引先や社内の他部門との折衝の中心となる

    ~お客様第一主義に徹する

3.森田直行回顧録
 森田直行の現場体験録②  国分工場、ゼロからの立ち上げと信頼の現場づくり

マネジメントお役立ちコラム

「利他の心」が会社を強く持続的にする理由

 

 みなさんの会社では、社員同士が支え合う文化が根づいているでしょうか?この記事では、「利他の心」をどのように組織の仕組みに取り込み、持続的な強さにつなげていけるのか、一緒に考えていきたいと思います。

課長心得12カ条

第8条 取引先や社内の他部門との折衝の中心となる

    ~お客様第一主義に徹する

課長は「渦の中心」たれ
 
 私が言う「中心になる」とは、「渦の中心になる」ということです 。これは稲盛さんがよく使われる言葉で、周りの人たちを巻き込みながら仕事を進めていくことを意味します 。
森田直行回顧録

森田直行の現場体験録②

 国分工場、ゼロからの立ち上げと信頼の現場づくり

   

 今回は、そこから少し時間が経った30代前半、国分工場での5年間の出来事を振り返ってみたいと思います。

 この期間は、ゼロからの工場立ち上げ、採算が取れない製品への挑戦、そして協力会社との信頼関係づくりと、毎日が試行錯誤の連続でした。

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 株式会社NTMCは森田直行が代表を務める経営コンサルティング会社です。森田は前職京セラにおいて、稲盛和夫氏の下で長きにわたってアメーバ経営の仕組み作りに尽力し、JAL再建においては稲盛氏と共にJALに赴いて、副社長として再建に貢献しました。
 NTMCは稲盛氏の経営哲学と手法の伝承と、森田が考案した全員経営を世に広めることで社会に貢献していくことを目的としています。
 
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