南砺市観光協会では、宿ゼミVol.4「今こそ求められるフードダイバーシティ講座」を3月22日(火)にオンラインで開催しました。全国通訳案内士の長岡成子先生を講師にお迎えし、宗教や主義、健康上の理由から、食事に制約のあるお客様の要望に対応できる施設を目指し、「ヴィーガン」「ハラル」「グルテンフリー」などに対しての対応策のヒントをお話しいただきました。長岡先生は「別々にメニューを考えるのは大変です。ヴィーガンレシピをベースに足し算・引き算すれば様々なリクエストに対応できます。」とアドバイスいただきました。
また、「料理旅館 万水閣」の武田州平代表が、長岡先生監修のもと、多様なリクエストに応えられるよう、南砺の豊かな食材を活かしたヴィーガンレシピづくりに挑戦。講座の中でメニューも紹介していただきました。武田代表は「思っていたよりも気軽に取り組めました。肉や魚を使わない分、その他の食材を上質なものにしたり、味の変化に工夫したりしました」と感想を述べられました。
コロナ禍ではインバウンドへの対応が薄れがちですが、インバウンドや食事制限のあるお客様以外に対しても、「南砺の食材を活かした健康志向メニュー」としてもお勧めできます。是非、皆様も健康志向メニューと題してメニューづくりに挑戦してみませんか? |