読者の皆さん、こんにちは。
記録的な暑さに見舞われ、今夏は猛暑の続いたニューヨークですが、ようやく暑さも落ち着き、早くも秋の気配を感じる季節になりました。街の至る所で開催されているさまざまな野外イベントもクライマックスを迎えています。
さて、今回はペットフレンドリーな街として知られるニューヨークの、知られざる賃貸事情をはじめ、再開発ラッシュのミッドタウンウェストと、このエリアのおススメ物件情報をお届けします。
Relo Redac, Inc. ニューヨーク本社より
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日本でも先日公開された、今夏話題の3Dアニメ映画「The Secret Life of Pets(邦題「ペット」)」はご覧になりましたか?まさにこの映画の通り、ニューヨーカーはペット好きが多く、犬や猫を飼っている人々を沢山見かけます。5匹以上の犬と一緒に散歩するドッグウォーカーの姿も珍しくありません。ペットに関するお店や獣医も多く、ニューヨークはペットフレンドリーな街と言えます。しかし、全てのビルがペット可とは限りません。せっかく気に入った物件を見つけたのに「No Pets」なんてことも。今回は、ドッグオーナー必見のニューヨーク賃貸事情をお届けします。
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あなたの愛犬は大丈夫?入居を断られるケースも!?
賃貸ビルの場合、まずペット可の物件を見つけたら、どんな条件がついているかを確認しましょう。賃貸ビルによっては、セキュリティ・デポジットの他に、ペット・デポジットを払う必要のある物件もあります。続いて、必ず聞かれるのはペットの体重です。ペット可にも関わらず、体重が20ポンドまで、とか40ポンドまでとか制限があり、結局は小型犬しか飼えないビルもあります。しかも、自己申告ではなく獣医の証明書が必要だったり、犬を抱えた写真の提出を要求されるケースもあります。
さらに、犬はOKと言いながら、ダメな犬種が明記されているビルもあるため、自分の犬の種類を知らせることも大切です。ドーベルマン、ジャーマンシェパード、ピットブル、秋田犬などは、どんなに穏やかな性格であってもNGな犬種に入っていることが多いのも事実です。また、コンドミニアムの場合は、ビル自体はペット可にも関わらず、大家さんによってはダメといわれる場合もありますし、家主は飼ってもOKだがテナントはダメ、というルールがあるケースもあります。
また、これはレアなケースですが、ペットと行動する時は住人用エレベーターには乗れず、業務用エレベーターの使用を余儀なくされる、また、ビル正面の出入口ではなく裏口を使わなければならないなど、規制のあるビルもあるため、入居前にしっかり確認しておきましょう。
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あなたの愛犬が他人に噛み付いてしまったら?
さて、無事にペット可のアパートに入居が決まったら、今度はペットの事故に備え、保険の内容を確認しましょう。アメリカで住宅を賃貸する際に、ほとんどの方が「テナント保険」に加入しますが、全てのテナント保険がペットの賠償責任(Pet liability)をカバーしているとは限らず、また、州やペットのタイプ、保険会社によってカバー範囲も異なるため、確認が必要です。
例えば、アパートの廊下ですれ違いざまに、「What a lovely dog! Can I pet him?」などと隣人に声を掛けられたら要注意です。万が一あなたの愛犬が他人に噛み付いてしまったら、ここアメリカでは、とんでもないことになります。
全米保険情報協会(I.I.I: Insurance Information Institute)の2015年の調査によると、犬の噛み付き(犬が原因の傷害)に伴う保険金の支払額は、住宅保有者保険全体の三分の一にのぼり、年間$570ミリオン以上、全国平均で一件あたりのコストが$37,000とのことです。この数字を見ても、事の深刻さが伝わってくるかと思います。アメリカでは、犬に噛まれた(怪我をさせられた)側は、当然の如く飼主を訴えます。
なので、他人に「あなたの犬、可愛いから撫でてもいい?」と声を掛けられたら、笑顔で断るなどして傷害のリスクを回避すると共に、万が一に備えて、ご自身のテナント保険がペットの賠償責任をカバーしているかを確認、もしカバーしていなければ該当するプランを追加する、または別途、ペットの損害賠償保険(pet liability insurance)に加入されることをお勧めします。
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アッパーイーストサイド
$3,450/月 スタジオ/1BA |
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アッパーウエストサイド$5,170/月 2BR/1BA |
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不動産マーケット動向
ミッドタウンウェストで今話題の高級コンドミニアム
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マンハッタンの6番街より西側のハドソン川沿いまでの、北は59丁目、南は30丁目までを含む地域はミッドタウンウェストと呼ばれています。このエリアは8番街を境に雰囲気ががらりと変わります。8番街より東側はタイムズスクエアやブロードウェイのミュージカル劇場が林立する賑やかな観光街ですが、8番街より西側はヘルズキッチンと呼ばれ、地元のニューヨーカー行きつけのレストランやお洒落なバーがずらりと並んでいます。バードランド(Birdland)という1940年代から1950年代に一斉を風靡した有名なジャズクラブもミッドタウンウェストに位置しています。ニューヨークで本場のジャズを楽しみたい方にはお勧めです。
このエリアは、もともと治安が悪いことで知られていましたが、1990年代から2000年初頭にかけて家賃の高騰と共に治安が大幅に改善され、今ではすっかりマンハッタンの人気エリアの一つとなりました。価格高騰の背景には、ミッドタウン地区の再開発が影響していると考えられます。近年このエリアでは再開発が進み、高級コンドミニアムや賃貸ビルディングが立ち並ぶようになりました。中でも、Manhattan View at MiMAというコンドミニアムが最近は注目を集めています。
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このManhattan View at MiMAの最大の売りは、その名の通りマンハッタンの摩天楼とハドソン川の素晴らしい眺望です。全151室の部屋から望む景色は圧巻です。最新テクノロジーを駆使したキッチンはドイツのブランド・ガグナ(Gaggenau)を採用しており、その仕様も最高級です。加えて、4万4000スクエアフィートのアメニティスペースには、ジムやラウンジをはじめ、ビジネスセンターやバスケットボールコート、プールも併設されており、充実したマンハッタンライフが送れる設計となっています。現在、スタジオ(ワンルーム)は146万ドル、1ベッドルームは173万ドルから売りに出されており、ミッドタウンウェストで最も高級なコンドミニアムと言えます。
まだまだ開発の余地のあるミッドタウンウェストは、マンハッタンの中でも注目のエリアです。
(マンハッタン住宅部)
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マンハッタンの弊社オフィスが、2016年8月21日より下記住所に移転しました。新オフィスはこれまでと同じオフィスビル内のため、電話番号、FAX番号に変更はなく、フロア階のみの変更となります。
Relo Redac, Inc. 本社
1010 Avenue of the Americas, 4th Floor, New York, NY 10018
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マンハッタンオフィス、スポーツイベント第二弾!
「REDAC ボウリング」を開催
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弊社マンハッタンオフィスでは、リダックを通じて賃貸住宅を決められた駐在員ご家族のために、8月6日(土)、2回目のスポーツイベントとなる「REDAC ボウリング」を開催しました。
当日は、各参加者がストライクを出す度に拍手やハイタッチをして大いに盛り上がりました。イベント終了後は、会場近くのレストランで交流会を開催。参加者からは、「今後もスポーツイベントを是非開催して欲しい。」「ボウリングは女性でも参加できるので良かった。」「知り合いが少ないので職場以外での知り合いが増えて嬉しい。」などの声を頂きました。
弊社では、お客様に安心して楽しいアメリカ生活を送って頂けるよう、今後もこうしたイベントを開催していく予定です。
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アメリカ医学研究留学生向けサポートサービス提供開始
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米国内の医学研究留学生向け留学サポートサービスを2016年1月より開始しました。ビザの取得や住宅探しといった渡米前の情報発信をはじめ、渡米後の通訳サービスなど、多様なサービスで医学研究留学生が渡米直後から安心して学業に専念できるようなトータルサービスを提供します。 |
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