最大のメリットは、アメリカでローンを組めること
駐在中、つまりアメリカの居住者であるうちに家を買っておく最大のメリットは、何と言ってもアメリカの銀行でローンが組めることです。現金で購入するのでない限り、これはとても重要です。しかも、駐在中は一般的に収入が優遇されているので、高額の融資を受けることも可能です。ローンを組むことで大きな節税メリットやレバレッジ効果が享受できます。赴任直後はクレジットヒストリーがないために購入を諦めていた方もいるかもしれませんが、クレジットヒストリーがなくてもつくローンもあります。
正しい物件、ロケーション選び
実際に自分の目で見て、肌で感じた上で、正しいロケーション選び、物件選びができます。住んでいる人にしかわからない地域の裏情報や学校情報も入手できます。特に、正しいロケーション選びは不動産選びの最大のポイントです。それを周りの意見に左右されず、自分で判断できるのは大きな強みと言えます。
資産の分散でリスクヘッジ
世界経済が変動する今、リスク管理という意味でも日本以外の国に資産を持つ方が増えています。ドルはやはり安定しているという見方が多数で、エリアにもよりますが、比較的天災の少ないアメリカでは家の耐用年数が長く、よく手入れされた家は価格が上昇する傾向にあります。
まずは自宅として購入、帰国後に賃貸として運用
ローンを組んで自宅を購入すると、ローンの金利部分と固定資産税は所得税控除の対象となります。たとえば年収9万ドル、累進課税率が30%の方の場合、ローンの金利部分、及び固定資産税の支払いが年間2万ドルとすると、年間6千ドル、毎月500ドルの節税となります。