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May 27, 2020 [Vol.525]

読者の皆さま、こんにちは。

リダック ウエストチェスターオフィスです。

ニューヨーク州でも、ようやく初夏らしい気候が続くようになってきました。街路樹や公園の緑もだいぶ濃くなり、色とりどりの花を見ていると気分が明るくなってきます。去る5月25日はアメリカの祝日メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)でしたが、アメリカではメモリアルデーから夏が始まるとされています。コロナの影響で、今年はいつもと違う夏になりそうですが、ソーシャルディスタンスを保ちながら、楽しい夏を過ごしたいものです。

さて、今回は3月以降多くの州で発令された外出規制を受け、アメリカの賃貸マーケットがどう変化しているのか、ニューヨーク州とカリフォルニア州の弊社拠点のあるエリアより簡単な概況をご説明します。また、そろそろ社会経済活動再開の目途が立ちそうな今、住宅の購入をご検討の方向けにニュージャージーよりコラム、ウエストチェスターからお勧めの街として、イーストチェスターを物件と共にご紹介します。

コロナ禍のアメリカ賃貸住宅マーケット概況
ニューヨーク州とカリフォルニア州より

ニューヨーク州|マンハッタン

3月中旬以降、全ての物件の内覧が禁止となり、バーチャルツアーでの対応のみとなっていましたが、5月15日を境に、内覧が可能となったリーシングオフィスが出始めました。既にニューヨークに到着され、ホテルやサービスアパートに仮滞在中の新規ご赴任者や、もともとニューヨークにお住まいで引越しを検討されている方にとっては、少し状況が改善したと言えます。ただ、ニューヨーク市は州内でも最も感染者数が多いので、外出時は十分な予防に気を付ける必要があります。5月に入ってからの顕著な動きとしては、実際の物件を見学せずにバーチャルツアーにて、写真やビデオのみで決定される方も増えました。これからの物件探しの形が変わる可能性も感じられます。 

 

ニューヨーク市郊外|ウエストチェスター・ロングアイランド

今回のコロナの影響で、自宅勤務やソーシャルディスタンスの観点から、ニューヨーク市在住の世帯が郊外へ移住するといった動きが出てきています。子供がいる家庭だけでなく、単身者でも郊外へ引越するケースがあり、戸建てや二世帯住宅に加え、アパートメントのような集合住宅の需要も高いようです。物件の内見に関しては、州の規制により、写真、動画、FaceTimeなどを使ってのバーチャル内見のみが可能でしたが、今後、徐々に規制が緩和されていく見込みです。もともと賃貸物件が少ないマーケットですが、コロナ禍の中でも賃貸マーケットは活発で、貸主優位なのは変わらず、賃貸価格にそこまで大きな変動は出ていません。

カリフォルニア州|サンフランシスコ・サンマテオ・サンノゼ

 

以前と比較して、アパート側・個人大家からの積極的な売り込みが少しずつ増え、一部の物件においては一時的に借り手市場になりつつあるという印象です。例年同時期と比較して家賃相場が特に下がっているという傾向はみられず、都市封鎖が解除されても現状維持となるのではないかと予想されます。Stay at home命令が発令され全体的な市場の動きはスローダウンしたものの、慢性的な物件不足の続いているベイエリアの賃貸市場では、貸し手側有利であることに変わりはなさそうです。


カリフォルニア州|ロサンゼルス・アーバイン

全体的にコロナの影響で借り手市場になっているようには見受けられませんが、アパートによってはこの時期には珍しく4~6週間のフリーレントをオファーする他、Application Fee(申込費用)を無料とするケースもあり、一部テナント優位の物件も。一方で、このような状況による家賃未払への懸念から、クレジットヒストリーが無い人(ソーシャルセキュリティ番号を取得したての人)は契約時に前払家賃を求められるケースも出てきています。駐在員の動きはスローな中、ローカルテナントは引き続き動いているおり(学校や仕事の関係で引越が必要な層は多い)、これが未だに借り手市場になりにくい原因と推測されます。

 

コロナが一旦落ち着きそうな今が、住宅購入の狙い目?
ニュージャージーより

巨大で得体のしれない未知の物体に世界は丸ごと飲み込まれてしまったような気がします。鋭い牙をこじ開けて暗い口の中からそろそろと私たちが這い出して来ているのが今のイメージでしょうか。気を抜くとまた、飲みこまれてしまうので、要注意です。

自分のコロナ日記を読み返すと3月17日には、トイレットペーパーなどの紙類も小麦粉もイーストもスーパーから姿を消したとあります。この機会にと、ピザやパスタやうどんをこねてみようと思ったのは私だけではなかったようです。感染を恐れる気持ちには変わりはないけれど、不自由さには結構、人は慣れるものです。ペーパーナプキンを放棄して、日本に行くとき用に保存していたハンカチや手ぬぐい、正統派布ナプキンを引っ張り出して、籠に入れ、キッチン・カウンターに置きました。「毎日、自分の好きなナプキンを選んで一日同じものを使う。一日終わったらランドリー・バスケットに入れよう。」と家族に通達しました。時間はあるのだから、毎日でも洗濯するのは問題ありません。家族がそれぞれの部屋で仕事をして、3食、しっかり作ってしっかり食べる。こういう生活も慣れてきました。体重は上昇するけれど…。

好むと好まざると自宅にいる時間が長くなりました。そうなると家族がなるべく、それぞれのスペースがあったほうが居心地がいいですね。いずれ家を買う予定だったけれど、という人が、少し、予定を早めて一軒家を購入される方向に向かっています。ローンの利子が3%になったということも大きいです。3月は、パンデミックになってしまったショック。4月は、状況悪化に戸惑い。5月下旬でようやく、経済オープンの兆しが見えてきました。同時に不動産マーケットも動くでしょう。「家の案内はできるんですか?」の問い合わせをよく、いただきます。規制はありますが、基本的に売買のご案内はできます。お電話ください。

ニュージャージーオフィス 古姓美智子
Phone: (201) 779-4508
email: mfurusho@redacinc.com

住むならこの街
幅広い層に愛される町、イーストチェスター

マンハッタンからメトロノース、ハーレムラインで北上すると、ブロンクスビル、イーストチェスター、スカースデールと人気の町がずらりと並びます。その中でも支持層が広く人気のあるイーストチェスターをご紹介します。

Nicheと言う教育評価機関があるのですが、そこで「One of the best places to live in New York」と、評価が高いエリアです。ブロンクスビル駅からスカースデール駅まで南北に細長く続いているイーストチェスターは、町の中央を通る22号線沿いにLord&TylerやGAP、バーンズアンドノーブルなどが入ったショッピングセンターや、トレーダージョーズなど複数のスーパーマーケットが点在し、郊外の住宅街エリアの中でも都会的な趣がある町です。

最寄り駅のクレストウッドは駅をおりると一軒家が並ぶ閑静な住宅街です。駅から北に向かう通りには素敵な一軒家が並び、これらの物件は日本在住の投資家のお客様にも人気があります。ウエストチェスターはマンハッタンのベッドタウンと言われており、多くの方がマンハッタンへ通勤しています。それもあり、駅に近いという条件はニューヨーカーにはとても魅力なのです。

イーストチェスターの一軒家の相場は3ベッドルームでは70万~80万ドル台が主流です。下の写真の物件は、クレストウッド駅前の人気のオークランド通りにある4ベッドルームの一軒家で、現在87万ドルで売りに出ています。また、スカースデール駅から近いガースロードにはレンガ造りのアパートが並びます。2ベッドルームで30万~40万ドル台、3ベッドルームで50万ドル台が平均価格となっています。

アメリカでは、今歴史的に金利が低くなっており、購入を検討している方にはチャンス到来です。ご興味がありましたら、お気軽にお問合せください。

 
ウエストチェスターオフィス 高畑  亜矢子

オークランド通り $870,000  4ベッドルーム / 3.5 バスルーム(2,339sqft)

リビングルーム、ダイニングルーム、ファミリールーム他、広さのある奇麗な家。クレストウッド駅、学校、公園、テニスコート、ゴルフ場、モール、トレイル等が徒歩圏内。
スカースデール $339,000  2ベッドルーム / 2バスルーム (1,400sqft)

1920年~1960年代築の建物が多く立ち並ぶ集合住宅エリアに立地。当物件は1959年築で比較的新しく、バルコニーやランドリーが同フロアにある。特にバルコニーはブロンクス・リバー・パークウエイの森林側にあり、人眼を気にせず景色を楽しめる。

リダックからのお知らせ
リダック・ゲートウェイ・ホテル(トーランス)より
お得な長期滞在プラン
現在、リダック・ゲートウェイ・ホテルでは、お客様に安心してご宿泊いただくため、様々な取り組みに励んでおります。トーランスエリアへのご出張・ご赴任の際には、ぜひご利用ください。期間限定で長期滞在スペシャルプランもご用意しています。
英語が苦手なご赴任者とご家族の心強い味方
24時間365日どんな場面でも使える電話通訳サービス

この非常事態の中、対面での対応が厳しく制限されていますので、公共サービスやケーブルテレビなどの接続やサービスについて電話による情報収集・確認が必要な場面が増えているのではないでしょうか。電話を使った音声のみでのコミュニケーションは英語の苦手な人には苦痛なもの。

そこでご紹介したいのが、弊社のグループ会社
Japanese Assistance Network(通称:JAN)が提供している24時間の電話通訳「あんしんサービス」です。使い方はとても簡単。指定のトールフリーへ電話をかけ、3者通話にするだけ。通訳を入れた電話によるコミュニケーションが可能になることで、分かりづらかった英語での説明を日本語で聞き取れ、またご自身の意思を日本語で伝える事が出来ます。英語でのコミュニケーションにお疲れの方、JANの「あんしんサービス」をご利用になられてはいかがでしょうか。

 

個人での加入も可能ですが、企業による団体加入も受け付けています。まだご利用されていない企業様も、この機会にぜひ当サービスの導入をご検討ください。詳しくは以下のサイトでご確認いただけます。

駐在員のための日常生活24時間電話通訳「あんしんサービス」
https://www.jan24h.com/

アメリカに赴任される方必見!
現地より最新情報をライブでお届けします

これからアメリカに赴任される方を対象に「アメリカ赴任前webオリエンテーション」(参加無料)を定期開催しています。ご赴任予定の社員の皆様・ご同僚・お友達にもぜひご紹介ください。エリア別のオリエンテーション(ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、サンノゼ、デトロイト)も開催しています。詳しくは、コチラをご覧ください。 

アメリカ赴任前webオリエンテーション(アメリカ全土対象)
6月19日(金)日本時間の夜10時~

◆アメリカでの住宅探しは日本とどう違うの?
◆生活環境はどんな感じ?治安は?
◆炊飯器は持って行った方が良いの?他に持って行くべきものは?
◆子供の学校は現地校がいいの?他の人は日本語教育をどうしているの?
◆コロナウィルス感染症の拡大で赴任生活にどんな影響が出ているの?

等々、赴任前の様々な疑問にお答えします。オリエンテーションの最後には質疑応答の時間もありますので、ご不明な点はお気軽にお尋ねいただけます。

「アメリカ赴任前Webオリエンテーション」への参加申込方法 

下記のサイトにて、参加ご希望のエリアと日程をご確認の上、お申し込み下さい。
https://reloredac.com/news/posts/2019/december/us-web-orientation/

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リダックでは、全米どの都市でも賃貸住宅の斡旋サービスを提供しています。上記の都市名は弊社の拠点があるエリアとなりますが、加えて上記の赤丸の通り、最近日系企業が増えているアトランタ、ヒューストン、ナッシュビル、シアトル、ポートランドを始め、全米のネットワークを駆使して、米国内のあらゆる都市でご赴任者に安心・安全な住まいを提供しております。サービスの概要はこちらをご覧ください。

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