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e-リスティング
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Nov 28, 2018 [Vol.507]

読者の皆さま、こんにちは。
リダック サンノゼオフィスです。

ここベイエリアは年間を通して比較的温暖な気候ですが、11月に入ってからは、さすがに気温も大分下がり、上着が欠かせなくなりました。街の木々や、北カリフォルニアならではの緩やかな丘をうねる様に覆うブドウ畑も、徐々に夏の緑から紅葉へと移り変わり、静かに本格的な秋の到来を告げています。皆様のエリアではどの様な秋をお過ごしでしょうか。

さて、今回はシリコンバレーの最南端に位置し、急発展している街、モーガンヒル(Morgan Hill)をご紹介します。また、今旬な話題として、先日アマゾン・ドット・コムの第2本社設置先に選ばれたロングアイランドシティについてと、トライステートエリアの光熱費事情について取り上げます。ちなみにトライステートエリア(Tri-State Area)とは、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州の3つを指しています。

 

シリコンバレーの最南端で発展している街
モーガンヒル(Morgan Hill)

モーガンヒル(Morgan Hill)は、サンノゼから南に約28マイル(約45キロ)、シリコンバレーの最南端に位置しています。

サンノゼから南のエリアはどちらかと言うとローカル色が強く、日本人の方々にはあまり馴染みがないかもしれません。この辺りでは、ベイエリアの好景気に伴う著しい人口増加や不動産価格の高騰、慢性的な物件不足と低価格物件の需要の高まりでドーナツ化現象が始まりました。ここ数年、シリコンバレーの中心部から遠く離れたエリアでも、今までに無い急激な勢いで住宅の建設が始まり、至る所で工事現場や“New Homes”、“New Apartment for Lease”といった看板を目にする様になりました。

最近は、遠く離れた自宅から職場まで片道1~2時間程かけて通勤する人々を称する”Super Commuter”という言葉も耳にする様になり、ベイエリアの交通渋滞は悪化傾向にあります。一方で、かつては活気の無かったこれらの街や市では、次から次へと新しいお店やレストランが開店し、地域の活性化に繋がっているようです。

シリコンバレーと呼ばれる以前、ベイエリアは農業が盛んで、今では住宅地やオフィスビルと化してしまった地域も、かつては果樹園や園芸場、広大に広がるファームランドに囲まれていました。モーガンヒルも例外では無く、25億ドル以上の投資により新しい立体駐車場や道路が建設されるなど開発が続いていますが、農業は一大産業として根強く地域に貢献し続けています。

新鮮な野菜や果物、ナッツ類などを販売する、日本でいう“八百屋さん”の様なフルーツスタンドが沢山あります。特にマッシュルームの生産地として有名で、毎年Mushroom Mardi Grasと言うイベントが開催されます。ワインも有名で、ベイエリアのワイン街道にはナパやソノマに劣らずクオリティの高いカリフォルニアワインが作られるワイナリーが30件以上あります。住宅地やダウンタウンから車で5分弱のエリアにも葡萄畑が広がっています。

天然石ジャスパーの一種で、ポピーの花を思わせる様な丸い模様が入ったポピージャスパーと呼ばれる原石は、モーガンヒル周辺でしか発掘できない事から希少価値が高い事で知られています。日系人も多く、彼らの働きにより日本の東京都西多摩郡瑞穂町が姉妹都市として指定されました。また、世界的に有名な大手自転車メーカー、スぺシャライズドの本社もここにあり、多くの自転車愛好家がサイクリングを楽しむ光景を毎日見かけます。

美しい自然とモダンなライフスタイルがバランスよく調和し共存する街、モーガンヒルへ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

不動産マーケット動向
Amazonに選ばれたロングアイランドシティ

先日、アマゾン・ドット・コムが第2本社設置先の一つに選定したことで俄かに注目が集まっているクイーンズ区ロングアイランドシティ。マンハッタンからイースト川を渡ったところに位置するロングアイランドシティは、どんな街なのでしょうか。

地下鉄7番線が通るVernon Blvd-Jackson Avenue(バーノブルバード・ジャクソンアベニュー)周辺の地域がロングアイランドシティとなりますが、このエリアはかつて工業地帯でした。2006年頃から新築ビルの建設が始まり、今やQueensboro Plaza(クイーンズボロプラザ)やCourt Square(コートスクエア)駅近隣も建設中のビルが多く立ち並んでいます。

2006年から今年までで、住宅は15,700もの戸数が完成し、2019年にはさらに6,200戸増え、合計22,000戸となる予定です。これはマンハッタン区とクイーンズ区に住む日本人の総人口より多い数となります。商業施設も増えており、ホテルは現在計画されているものが全て完成すると現在の倍以上の部屋数となります。

グランドセントラル駅や、2024年完成予定のハドソンヤーズまで地下鉄7番線で一本と通いやすいこともあり、住まいとして人気が高まっています。1ベッドルームの平均賃料がマンハッタンの3,700ドルに対してロングアイランドシティは3,000ドル弱、売買価格は100万ドルを超えるマンハッタンに対してロングアイランドシティは70万ドル~と、賃料、売買価格共にマンハッタンに比べて割安です。

住宅の供給が多いこともあり、物件価格や賃料の上昇はこの5年緩やかな推移となっていますが、この度のアマゾン効果で、ロングアイランドシティの地価高騰の可能性が早くも話題となっています。

コンドミニアムでは421AのTax Abatementが適用され、固定資産税の優遇措置を受けられる物件や、賃貸ビルでは現在フリーレント(賃料無料)を数か月提供している物件があり、買う(借りる)なら今!かもしれません。

 

吉本 泉 マンハッタン住宅部

ご存知でした?
トライステートエリアの光熱費事情

そろそろ暖房が必要な季節となってきました。アメリカと日本の習慣の違いから、賃貸、売買いずれの場合でも予想外の出費がかかる電気、ガス、水道など、所謂光熱費についてお話しします。

日本での平均的な水道光熱費は、4人家族の場合1か月約2万5千円というデータがあるようです。では、ニューヨーク・メトロポリタン・エリアではどうなのでしょうか。冷暖房を必要としない季節は1か月150ドル以下で収まりますが、冬の間は暖房費がかさみ、時には1か月500ドルを超えるような場合もあります。慣れておられない入居者やオーナーには驚きの金額となり、エージェントに苦情を入れられる方もあります。

アメリカの家屋では、居住空間を適温に維持することが法的にも義務となっております。このため、暖房システムによっては誰もいない部屋も快適温度が保たれるということになり、日本での家屋の構造や暖房システムとかなり異なります。特に1軒家の場合は、居住空間部分が多く、快適温度に保つには相当のエネルギーが必要です。このため、特に12月から2月の間は500~600ドル程の光熱費となるところが多いようです。アメリカ人にとってこの光熱費はどうも節約の対象ではなく、特にお子様を育てる環境として、どこに行っても快適温度な空間に保つ、というのが親としての努め?という習慣があるようです。

ある意味で寒冷地とも言えるトライステートエリアにお住まいの場合は、光熱費に関しては、ある程度の出費の覚悟が必要、とご理解いただきたいと思います。その上で、賃貸、売買のいずれも光熱費が多少なりともセーブされる構造をしている物件かどうかを契約前にお調べになることも重要です。ちなみに、同じアメリカの寒冷地でも、シカゴやデトロイトではガス暖房が一般的で、冬の光熱費がトライステートエリアほど高額になることはないようです。

 

上野雅章 ニュージャージーオフィス

リダックからのお知らせ
開催直前!残席僅か!不動産購入セミナー参加者募集

マイホームの購入をご検討の方、投資用として物件の購入をお考えの方を対象に、アメリカに不動産を持つことのメリットと留意点、市場の動きとお勧め物件、購入手順などを分かりやすく丁寧にご説明します。参加無料、先着順の受付となりますので、お申込はお早めに。お問合せ・お申込みは各会場に直接ご連絡ください。既に定員に達している会場もございます。予めご了承ください。

不動産購入セミナー2018 開催スケジュール

ロサンゼルス

11月29日(木)6PM 
@REDAC Gateway Hotel 
(20801 S. Western Ave., Torrance, CA 90501) 
お問合せ・お申込み >> Phone: (310) 328-2800  email: infola@redacinc.com

 

サンノゼ

11月30日(金)5:30PM
@Relo Redac, Inc. サンノゼ・オフィス
(690 Saratoga Avenue, Suite 206, San Jose, CA 95129) 
お問合せ・お申込み >> Phone: (408) 244-5500  email: infosj@redacinc.com

 

ニュージャージー

12月2日(日)10AM
@Relo Redac, Inc. ニュージャージー・オフィス
(2050 Center Avenue, Suite 350, Fort Lee, NJ 07024) 
お問合せ・お申込み >> Phone: (201) 944-5700  email: infonj@redacinc.com

 

ウエストチェスター

12月2日(日)10AM
@Relo Redac, Inc. ウエストチェスター・オフィス
(411 Theodore Fremd Avenue, Suite 200, Rye, NY 10580) 
お問合せ・お申込み >> Phone: (914) 921-2525  email: rye@redacinc.com

 

マンハッタン

12月5日(水)6PM
@Relo Redac, Inc. マンハッタン本社
(1010 Avenue of the Americas, 4th Floor, New York, NY 10018) 
お問合せ・お申込み >> Phone: (212) 355-0011  email: info@redacinc.com

 

シカゴ

12月9日(日)10AM
@Relo Redac, Inc. シカゴ・オフィス
(85 W. Algonquin Rd., Suite 330, Arlington Heights, IL 60005) 
お問合せ・お申込み >> Phone: (847) 758-1700  email: infochicago@redacinc.com

ホリデー期間限定!リダックゲートウェイホテル一泊$99

今度のお休みはロサンゼルスで過ごしませんか?

トーランスにあるリダックゲートウェイホテルでは、この度、年間を通して、ホリデーシーズン限定のキャンペーンを実施しています。詳しくは、 こちらをご覧下さい。

2018年度ホリデーキャンペーン対象期間
クリスマス      12月16日~31日
お正月        1月1日~6日
リダックゲートウェイホテルの宿泊のご予約は
オフィシャルサイトで!もれなく特典がついてきます

LAX空港から車で約15分、ビジネスに便利な立地のリダックゲートウェイホテル。当ホテルの宿泊のご予約に公式サイトをご利用いただいたお客様に、もれなくギフトカードをプレゼント致します。(※上記のホリデーキャンペーンとの併用は出来ません。)

宿泊のご予約、および特典申し込みの手順

1) www.redacgatewayhotel.comトップページの予約ボタンにお進み下さい。
  (コーポレート契約のお客様は、コーポレート契約書に記載されている"Promotional Code”をご入力の上、次ページへお進み下さい。)

2)予約フォームで、まずはご予約を完了していただきます。その後、特典のギフトカード一覧ページが開きますので、ご希望のギフトカードをお選びください。

3)ご予約時に入力されたeメールアドレス宛に、特典提供元(Staywaonderful)よりeギフトカードが届きます。

ホテルの宿泊と人間ドックがセットになったお得なプラン

ロサンゼルスのリダックゲートウェイホテルでは、宿泊と人間ドックがセットになったおトクなパッケージプランをご用意しています。日本語で診察を受けられるので安心です。海外での健康管理にぜひご利用下さい。

商業不動産サービス

リダックでは、オフィス賃貸を中心とした商業不動産サービスも提供しています。新規契約・契約更新などお気軽にご相談下さい。

>  サービスの詳しい内容についてはこちら

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リロケーションサービス

<ご赴任時> 火災保険、自動車保険の加入手続きからレンタル家具サービス• 自動車リース、中古車ディーラーのご紹介までトータルサポートいたします。

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<滞在時/帰国時> 海外・国内引越しサービス、日本での一時滞在施設(サービスアパート)のご紹介、一般賃貸マンション、アパートのご紹介をいたします。

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企業人事総務ご担当者様へ

リダックでは、拠点がある地域以外でのお住まい探しのお手伝いも可能です。

米国全域での斡旋について、まずはお気軽に日本語でご質問・お問い合わせください。

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