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Oct 28, 2020 [Vol.530]

読者の皆さま、こんにちは。
リダック シカゴオフィスです。

イリノイ州では10月に入ってから日中でも15℃を下回る肌寒い日が多くなり、町のいたるところで見られる紅葉にすっかり秋を感じるようになりました。コロナウィルスが世界各地の経済に暗い影を落とす今もなお、真夏のピーク時からはやや衰えたとはいえ、イリノイ州の住宅マーケットはそれとは無縁かのように、新規物件が次々に出てきています。住宅金利が米国史上最低を記録していることも買主の購買意欲を助け、活況を見せています。

さて、今回はそんなシカゴより、日本人に人気の街シャンバーグ(Schaumburg)の魅力ある売買・投資物件をご紹介します。また、アメリカで住宅購入をお考えの方向けに、「初めての自宅購入、何から始める?」というテーマの記事をお届けしますので、是非ご参考にしてください。

再開発による新築物件が狙い目
シャンバーグ(Schaumburg)

シャンバーグは、シカゴ市ダウンタウンから北西に約30マイル(48km)ほど離れた北西部郊外に位置しており、総人口約8万人のうち、白人系65%、アジア系18%、ヒスパニック系8%、その他9%という様々な人種を擁する街です。このうち、邦人の人口は1,538人(永住者414人:長期滞在者1,124人)と、イリノイ州ではシカゴ市の2,663人に次いで2番目に邦人の多い街です。(※2018年外務省「海外在留邦人数調査統計」より抜粋)

永住者、駐在員を問わず、日本人に住みやすく人気の理由として、以下のようなことが挙げられます。

・公立学校の教育水準が高いこと
・多様な人種構成と、それに伴う多種多様なスーパーや飲食店があること
・3つの高速道路に囲まれており、オヘア空港へのアクセスが良いこと
・住宅価格が売買、賃貸ともリーズナブルな価格帯であること

そんなシャンバーグでは、同北部に位置していたモトローラ社のオフィス撤退に伴い、約225エーカー(東京ドーム約20個分!)もの広大な跡地における大規模な開発が進行中です。開発の概要は、12エーカーの緑豊かな公園を中心に、周りには住宅エリアをはじめショッピング、ファッション、ダイニング他、コンサート、映画、アイススケートなどの様々なエンターテインメントを楽しめる施設やホテル、オフィスビル、シニア向けの介護施設などの建設が予定されています。

マスタープラン
完成予想図
町の様子(イメージ)

住宅エリアは賃貸アパートとタウンハウスの2つに分かれており、2019年に260部屋からなる賃貸アパートが完成しオープンしました。賃料は現在の相場でスタジオ:$1,500~、1ベッドルーム:$1,800~、2ベッドルーム:$2,500~、3ベッドルーム:$3,000~となっています。もう一方のタウンハウスはいくつかのフェーズに分けられて段階的に建設される予定ですが、総戸数260戸からなる大規模な開発です。間取りは2ベッドルーム+ロフト(約1,600sqft)と3ベッドルーム(約1,800sqft)の2種類のタイプがあり、販売価格は現在$370,000~$400,000となっています。また、共益費は$240/月、固定資産税は販売価格(厳密には不動産評価額)の約2.5%/年とされています。投資物件として購入し、賃貸する場合の賃料は現在の相場から判断すると、2ベッドルーム+ロフト:$2,400~$2,600、3ベッドルーム:$2,700~$2,900くらいが見込まれます。

タウンハウス完成イメージ

最後に、日本人にとってシャンバーグの住宅市場、および今回ご紹介するタウンハウスの魅力をまとめると以下の通りです。

① シカゴ市や西海岸、東海岸の大都市に比べて価格がリーズナブルであること
② 新興開発地域のように今後大きな住宅建設が見込まれている街ではなく、いわゆる成熟した街のため、住宅価格が安定して推移していくことが見込まれること
③ 日系企業の駐在員に人気があるエリアのため賃貸需要が高いこと(投資目的の場合)
④ 小学校から高校まで全て優秀な公立学校のエリアに指定されているため、売却の際の難易度がそれほど高くはないこと

ご自宅の購入や不動産投資にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

アメリカで初めての自宅購入
何から始める?

コロナの影響もあり、歴史的な低金利時代に突入したアメリカですが、これまで賃貸住宅にお住まいの方の中には、このタイミングで自宅の購入を本格的に検討し始めたり、またはリモートワーク化の流れで、通勤に便利な大都市を離れ、郊外に一軒家を構えるといった方々が増えています。もちろんエリアにもよりますが、特にここ最近は新着(New Listing)の売買物件へ問合せしても、既にオファーが入っていたり、契約手続き中といった状況が多発しており、売り手市場となっているマーケットもあります。とはいえ、売買価格が極端に高騰しているわけでもないので、自宅、投資物件いずれの場合でも、アメリカで住宅購入をお考えの方には好機が巡ってきたと言えるでしょう。

そこで、アメリカで住宅購入をお考えの方向けに、今回より数回に分けて住宅購入に関する様々なノウハウをお届けしていきます。住宅購入のご参考としていただければ幸いです。

家を買おう!と思ったらまず最初にやるべきこと

どのエリアにどんな間取りの家を買うかを考えるのはとても楽しく、ついインターネットでいろいろ物件検索を始めてしまいがちですが、その一方で、とても大切な準備があります。物件探しの前に、まずは「予算」と「自身の購買能力」の確認から始めましょう。現金で購入予定の場合は手持ちの現金のうち、住宅購入に使える金額が予算となりますが、モーゲージ(住宅ローン)を組む予定の場合は、銀行、またはモーゲージ・ブローカーからプリ・アプルーバル・レター(Pre-Approval Letter)を手に入れることから始めましょう。購買能力の見極めのため、というのはもちろん、物件見学の際に売主エージェントに対して真剣度を表明でき、話がスムーズに進みやすくなります。


初期費用はいくら必要か?

物件価格とは別に、住宅の購入にあたっては各種の初期費用が必要となります。目安としては、現金で購入する場合は物件価格の2~3%(集合住宅)・1~2%(戸建て)、モーゲージを付けて購入する場合は物件価格の5~6%(集合住宅)・3~4%(戸建て)と覚えておくと良いでしょう。初期費用の項目としては、下記のものがあります。(地域によって費用は異なります。下記はニューヨーク州の例となります。)

不動産エージェントへの仲介手数料はゼロ!

アメリカで住宅を購入する際、買主は不動産エージェントに仲介手数料を支払う必要が無い、というのはご存知ですか?意外と知られていないのですが、これは本当です。売主は売主側エージェントに仲介手数料を支払うのですが、その支払いの中から買主側エージェントは仲介手数料を受け取る仕組みになっています。良くある不動産物件検索サイトで、エージェントの連絡先が掲載されていることがありますが、基本的に売主側エージェントの情報となりますので、買主側に立って交渉してくれる自分専用のエージェントを雇うことをお薦めします。経験豊富なエージェントであれば、物件の状態確認やチェックすべきポイント等も見学の際に色々アドバイスしてもらえます。特に、アメリカでは中古物件を購入するケースが多いため、不動産の知識に精通した味方(買主エージェント)がいると安心です。

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