読者の皆さま、こんにちは。リダック マンハッタンオフィスです。

今年のニューヨークの夏は、猛暑日が続いたり、スコールのような雨が降る日が何度もあったり、不安定な天気が続きました。でも、さすがニューヨーク。天候などお構いなく世界中から訪れる観光客が街に溢れています。そして、気づいたらもう肌寒く秋の気配を感じる今日この頃。セントラルパークの緑の勢いも少しずつ弱まり、冬を迎える準備に入っています。

さて、今回は誰もが憧れるマンハッタンのお洒落なエリア、SoHo（ソーホー）を取り上げます。日本人駐在員のご家族でこのエリアに住まれる方は少ないのですが、ソーホーはお洒落なだけでなく、すぐ近くにはリトルイタリーやチャイナタウンがあるので外食に便利で、ディープなニューヨーク生活を送れること間違いなしのエリアです。ソーホーにあるおススメの物件もご紹介します。さらに、ニューヨーク郊外ウエストチェスターの不動産マーケット動向について、また、リダックからのお知らせでは、LAでの異業種交流会のご案内、及び、初めてヒューストンで開催した人事・総務担当者向けのセミナーについてご報告いたします。

 ソーホーは マンハッタンのダウンタウンにあるHouston Street（ハウストンストリート）の南側、Broadwayを挟んで広がるエリア一帯を指し、South of Houston Street（SoHo）が語源となっています。ロンドンにもソーホーという地名がありますが、こちらはその昔、当該エリアが狩猟場だった頃、狩りで獲物を見つけた時に「So-Ho」と大声で合図したのが由来だそうです。語源は異なるものの、ロンドンのソーホーが古くから繁華街として栄えていたため、それも意識して名づけられたとか。

このエリアはもともと倉庫街でしたが、60年代頃からアーティストが移り住み、住居とアトリエを兼ねたロフトに改造して住み始めました。当初は不法居住だったものの、市当局に居住と制作活動が認められ、アートの街として急速に発展しました。現在ではニューヨークでも最もお洒落なブティックやレストランが立ち並び、流行の発信地としてその人気は定着しています。

しかし、人気とともに地価も高騰したため、元々の居住者であったアーティスト達は家賃が払えなくなり、賃料の安いエリアに移らざるを得なくなりました。最近では、セレブやエグゼクティブクラスのビジネスマンが多く住んでいます。高級ブランド店だけでなく、個性的なセレクトショップや雑貨屋が軒を連ね、週末になると観光客や買い物客でにぎわうエリアでもあります。

最新のマンハッタンの平均家賃は$4,041（情報ソース： RentCafe 2018年9月現在）とされていますが、ソーホーの平均家賃はそれを千ドル上回る$5,066で、マンハッタンの中でもかなり高い家賃設定となっています。賃貸物件がもともと少ない上に、エリアの人気が高まったことにより、このような高めの家賃となっていますが、人とはちょっと違った独特なエリアに住みたい、という方にはお勧めです。


【ソーホーで今イチオシの賃貸物件】

$12,000/月　1BR/2BA　（家具付き）

1984年にコンドミニアムへ改築された、比較的新しい賃貸物件です。6階建て34戸の小ぶりのビルの5階になります。明るく広々としたリビングルームに、ガラスで仕切られた別空間があり、生活しやすい間取りとなっています。また、賃貸では珍しい家具付きの物件で、Wi-Fiと週一回の清掃が家賃に含まれています。最寄駅は、お洒落なお店が集まるPrince St駅で徒歩2分の立地です。

2018年第2四半期のニューヨーク市の失業率は市場最低の4.2％で統計開始以来の低水準を記録しています。またニューヨーク市在住の就業者数は前期比、138万人増の405万人と史上最多となりました。

好調なニューヨーク市経済とは裏腹に、ウエストチェスターの戸建ての販売は昨年比4.5％の落ち込みを示していますが、中央値は6％上昇の71万ドルとなりました。これらの数値は昨年66.9万ドルの価格帯の物件が6％以上上昇し、今年71万ドルに値上がりをしているという事ではなく、高額物件の価格帯が売れている結果として中央値を押し上げているためで、実際の売買価格は昨年比5～6％の落ち込みを見せています。

家の価値を上げるための一般的な方法として、リノベーションをすることがありますが、大がかりな工事をすると税金が上がることもあるので、慎重に計画する必要があります。また、金利が上昇してきているため、購入後の毎月の支払額にも要注意です。

最近の傾向として、マンハッタンの2ベッドルームを購入するには200万ドル以上の資金が必要ですが、ウェストチェスターも80万ドルぐらいの金額を出さないと優良学区の平均的な3ベッドルームの戸建てにはなかなか出会えません。

手頃な価格で、一度は住みたい戸建てを手に入れたいという人達の間で、ウエストチェスターよりさらに北のCarmel（カーメル）などが今大変人気のようです。

最近はインターネットで物件情報を簡単に検索できますが、実際に不動産の購入をご検討される場合は、現地の事情に精通し、且つお客様のニーズに合わせて物件を探せるプロのエージェントを使われることをお勧めします。買主は不動産エージェントに手数料を払う必要がないこともぜひ覚えておいてください。

アレン 梢　リダック ウエストチェスターオフィス　　　

10月4日（木）にトーランスにあるリダックゲートウェイホテルにて異業種交流会を開催します！10月の催し物 Oktoberfest(オクトーバーフェスト)を兼ねたイベントで、普段当ホテルでは取り扱っていないドイツのビールやおつまみをご用意しております。

友人や知り合いを増やしてネットワークを広げたい方、様々な業種の方と繋がって仕事に活かしたい方、オクトーバーフェストに参加してみたい方等、どなたでも是非お気軽にご参加ください。

Relo Redac, Inc.では、9月14日（金）にヒューストンのThe Thitehall Hotelにて、日系企業総務・人事担当者向けセミナー、並びに交流会を開催しました。

セミナーでは、「最新全米住宅トレンドと駐在員リロケーションに関する危機管理セミナー」と題して、全米、及びヒューストンの賃貸住宅マーケットと日系企業の動向について、また、変動する環境下での駐在員サポートの課題と対策について説明しました。

ヒューストンでこのようなセミナーを開催するのは初めてでしたが、21名が参加され、不動産マーケットや危機管理情報に対するニーズの高さが伺えました。

参加者からは、「非常にまとまった素晴らしいプレゼンテーションでした。御社のセミナーがあれば、ぜひまた参加したいです。」「人事・総務のアウトソーシング・サービスに興味があります。」「リダックさんの新サービス、MMSについては興味がありますので、どこかの機会で詳細を伺えればと思います。」などの声が聞かれました。

昨年のアトランタ、今回のヒューストンに続き、次回はシアトルでの開催を計画しています。今後、弊社のセミナーへ参加をご希望の方はお気軽にお問合せください。また、開催都市のご希望も承っております。

今度のお休みはロサンゼルスで過ごしませんか？

トーランスにあるリダックゲートウェイホテルでは、年間を通して、ホリデーシーズン限定のキャンペーンを実施しています。詳しくは、 こちらをご覧下さい。

LAX空港から車で約15分、ビジネスに便利な立地のリダックゲートウェイホテル。当ホテルの宿泊のご予約に公式サイトをご利用いただいたお客様に、もれなくギフトカードをプレゼント致します。（※上記のホリデーキャンペーンとの併用は出来ません。）

宿泊のご予約、および特典申し込みの手順

１） www.redacgatewayhotel.comトップページの予約ボタンにお進み下さい。
　　（コーポレート契約のお客様は、コーポレート契約書に記載されている"Promotional Code”をご入力の上、次ページへお進み下さい。）

２）予約フォームで、まずはご予約を完了していただきます。その後、特典のギフトカード一覧ページが開きますので、ご希望のギフトカードをお選びください。

３）ご予約時に入力されたeメールアドレス宛に、特典提供元(Staywaonderful)よりeギフトカードが届きます。

ロサンゼルスのリダックゲートウェイホテルでは、宿泊と人間ドックがセットになったおトクなパッケージプランをご用意しています。日本語で診察を受けられるので安心です。海外での健康管理にぜひご利用下さい。