NEWSLETTER 26年5月号

書店合同プロジェクト「G25フォーラム」第1回MTGを開催 

 

― “売れる仕組み”を、書店現場から再設計する ―

 

2026年5月12日、紀伊國屋書店の目黒本社にて、BOOKSELLERS&CO. 書店合同プロジェクト「G25フォーラム」第1回MTGを開催しました。

 

本フォーラムは、BS&CO.参画書店の現場責任者クラスが集まり、販売コミットモデルやデータ活用をさらに実践レベルへ落とし込むことを目的にスタートしたものです。

 

第1回となる今回は、紀伊國屋書店、NICリテールズ、CCC、旭屋書店、文教堂の現場責任者が参加。

 

「売上増×粗利率改善による利益最大化」をテーマに、現場視点での率直な議論が行われました。

 

冒頭、BS&CO.社長の宮城からは、

「今年度は粗利率改善に加えて、より一層“売上増”に注力し、書店粗利額増を目指したい」

という方針が共有されました。

 

その中でも今回は、売上上位基幹店舗を対象に、

  • 売上前年比105%以上
  • 仕入粗利率30%

を目標指標として設定し、“伸びしろ”をどう可視化し、具体的な販売施策につなげていくかが主要テーマとなりました。

 

会議ではまず、BS&CO.側から、

  • TOP25店舗向け補充提案ツール
  • ロングセラー銘柄の返品ゼロモデル拡大

といった新たな施策案が共有されました。

 

補充提案ツールについては、

  • 「他法人で売れている商品情報は非常に参考になる」
  • 「売り逃しに気づけるメリットがある」

といった期待の声が挙がる一方、

  • 「大型店の販売傾向に引っ張られすぎない工夫も必要」
  • 「現場担当者が“自店に合わない”と判断すると発注につながらない可能性もある
  •     提案がただの提案に終わらない、実効あるスキームと運用方法の構築が課題

など、実運用を見据えたリアルな意見交換も行われました。

 

また、各法人の実際の現場オペレーション事例も紹介され、参加者同士が具体的なノウハウを共有する場となりました。

 

返品ゼロモデルについても議論が行われ、

  • 「実績の出ている商品を、利益確保できる形で販売強化することが重要」
  • 「返品ゼロ契約をきっかけに、ロングセラーが再び伸びた事例もある」

といった実績共有に加え、

  • 「出版社との交渉前段階から、書店側で議論・合意形成できる場にしていきたい」

という意見も出されました。

 

さらに会議後半では、“法人の垣根を越えて取り組む意味”についても議論が広がりました。

 

「これだけの書店群が連携すれば、業界的な話題や新しい売れ方を意図的につくれる可能性がある」という声もあり、単なる共同仕入れではなく、“共同で市場をつくる”視点の重要性も共有されました。

 

最後に宮城からは、

  • 「店側がまだ気づいていない“伸びしろ”を、BS&CO.として可視化し、提案できるようにしたい」
  • 「既存商品の強化だけでなく、新しい売上をつくる挑戦もしていきたい」

と総括があり、第1回MTGは終了しました。

 

G25フォーラムは今後も継続開催を予定しており、BS&CO.は引き続き、現場起点での販売力強化と、書店主導の出版流通改革を推進してまいります。

 

2026年4月時点の事業進捗のご報告
出版社包括取引と単品買切り取引における参画書店の粗利益率と返品率の改善などについて、メールマガジンを通じて定期的な情報公開を行っています。

 

BS&Co.は、今後も書店主導による出版流通改革の進捗の透明化を図ってまいります。


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