メルマガ第2号の「がんをめぐるご意見・ご要望」に、たくさんのお声をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。 主な声を紹介させていただきます。
【40代女性】
近所の病院で胃がんが見つかり、手術のできる病院を紹介してもらいました。そのときに先生が「仕事の都合は考えないで」とおっしゃいました。
その言葉のおかげで、会社に迷惑をかけるとわかっていても仕事を休めました。すでにステージⅢだったので、仕事の都合で検査や手術を遅らせていたら、病状がどうなっていたかわかりません。
《メルマガ編集チームより》
身体が第一。先生の助言をきっかけに動かれたのは、ご自身の決断力だと思います。どうぞお大事に。
【50代女性】
5年前、健康診断の後に「脇の下に違和感がないですか」と指摘され、確かにグリグリがあったので検査を受けました。結果は、「転位がんです。原発は不明ですが、HER2タンパクが陽性なので、たぶん乳がんでしょう」。
受け入れられなくて、セカンドオピニオンを聞きにがん専門病院へ行きました。
診断は、原発巣が見つからない乳がん。オカルト乳がんとも呼ぶそうです。
「なんだこりゃ」って感じで、頭のなかは真っ白になりました。それでもすぐに治療を受けて、今は半年ごとに定期検査をしているだけで元気です。
私の発症後 友人がスキルス性の胃がんになりました。私はセカンドオピニオンを勧めたのですが、彼女は拒み、闘わずして半年で旅立ってしまいました。
もっと強くセカンドオピニオンを勧めればよかった。ほかに何かできなかったのか。私だけ生きていていいのか。そんな気持ちにもなります。
がんを見つけてくれた方、治療してくださったお医者さんに感謝です。
《メルマガ編集チームより》
早期の治療が功を奏しましたね。ご自分を責めることなく、ご友人の分まで生きることがいちばんのご供養でしょう。
【60代男性】
胃がんのステージⅣと診断されてから、2年3カ月になります。手術はできず、抗がん剤治療と丸山ワクチン、放射線で縮小しています。
ゴルフ、近所のサイクリング、サーフィン、晩ごはん作りなど楽しいと思えることをすれば免疫細胞が活発化するかなと思って、いろいろとやっています。
がんになって変わったのは、愛犬と散歩中に目にする花や景色が明るくきれいに見えてきたことです。また、人に対して「ありがとう」と言う回数が多くなりました。
さまざまな思いが駆けめぐります。しかし前向きに、気負わず適当に暮らしていけたらいいなと思って過ごしています。
《メルマガ編集チームより》
日々楽しく過ごせて、日常の風景が新しく見えることは、とても素敵ですね。がんの体験を活かして、よりよき人生を送っていただければと思います。
【60代女性】
今まで自分ががんになるとは思わずに生活していました。
それが肺がんになり、手術はできずに抗がん剤と放射線治療を受けています。毎日が不安との闘いです。しかも、ドクターは心のケアは苦手な様子です。
誰に相談すればよいのか? わからずに悩んでいます。
《メルマガ編集チームより》
日本対がん協会では、無料の相談を承っております。どうぞご利用ください。
●がん相談ホットライン(03-3562-7830)
祝日を除く毎日10時~18時、看護師らがご相談を承ります。お名前を名乗らなくても相談を受けられます。電話代はご負担いただきます。
●医師による電話相談(03-3562-8015)
月曜~金曜の10時~17時で、事前予約制です。電話代はご負担いただきます。
●医師による面接相談(03-3562-8015)
月曜~金曜の10時~17時で、事前予約制です。
詳しくは
日本対がん協会のホームページをご覧ください