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100キロマラソンを完走するランナー。精巣腫瘍の最終ステージを乗り越えたサバイバー。それが、大久保淳一さん(53)です。
ゴールドマン・サックス証券に勤めていた42歳でがんとわかり、手術と抗がん剤治療を繰り返しました。肺の機能の3分の1を失いました。
それでも「人生には、いつだって、何度でもチャンスがある」という言葉を信じて未来を切り開き、「病気で失ったものより得たもののほうがはるかに大きい」と感じるようになりました。目標は、サハラ砂漠250キロマラソンだそうです。
そんな大久保さんが立ち上げたサイト「5years」には、4400人以上のサバイバーが登録し、交流しています。大久保さんは、登録者10万人を目指しています。
同じ経験をした先人と出会えるし、何より、たくさんのサバイバーが健在であることは、「がんは乗り越えられる!」ことの証であり、希望のメッセージになるでしょう。
日本対がん協会会長の垣添忠生との対談は、大久保さんが治療に対する率直な疑問も投げかけて、どんどん深まっていきました。
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