メールマガジン第26号
おかげさまで、がんサバイバー・クラブは1歳を迎えます

 いつもご愛読いただきまして、どうもありがとうございます。隔週の木曜日にお届けしています。
 がんサバイバー・クラブは、おかげさまで、6月1日に1歳を迎えます。

 がんサバイバーの「治りたい」「普通の生活がしたい」に寄り添い、「支えたい」を実現したい。そんな願いを込めて立ち上げて、サイトによる情報発信、イベントの開催、 社会保険労務士による「がんと就労」電話相談などを実施してきました。

 サイトに登録させていただいている 患者会・患者支援団体 は350を超え、活動情報も更新しております。エッセイやインタビューなどの記事も、随時、新着を増やしています。
 
 6月3日には、がん関連の支援団体が初めて集結するイベント「ジャパン キャンサー サバイバーズ デイ 2018」を開催します。
 
約20団体がブースを出展します。自分や所属する患者会に合った情報の収集や、サバイバー仲間(がん友)との出会いなどが期待できます。若尾文彦・国立がん研究センターがん対策情報センター長の基調講演「正しいがん情報の探し方」もあります。

  会場は、東京・築地の国立がん研究センターです。10時~17時まで、参加費無料。入退場も自由です。事前のお申し込みが必要です。




緩和ケアについて耳を傾けませんか ~木口マリの『がんのココロ』~

 みなさんから反響をいただいている「木口マリの『がんのココロ』」。第5回は、「ちょっくら緩和ケア」です。

 緩和ケアというと、終末期の患者さん向けと思っている方が今でもたくさんいらっしゃいます。でも、治療の最初から、いや治療前から緩和ケアを受けられるほうが経過がよいとも言われています。

 木口さんの場合は、治療が一通り終わった段階で、緩和ケアを勧められました。体験してみてわかった身近な世界を、エッセイにまとめました。 どうぞご覧ください。

納得して治療を受けるには ~がん相談ホットラインの現場から~

 がん治療では、しばしば選択を迫られます。

「複数の治療法を提示されたが、何を根拠に選べばよいかわからない」

 「自分にこの治療はあっているのか」

 そんな質問が、日本対がん協会のホットラインにも寄せられます。
 大切なのは、自分の病状を正確に知ること。そのうえで、年齢や家族、生活などを考えていきます。相談員も、それらを踏まえて対話を重ねていきます。 詳細はこちらです。

垣添忠生、国会前でもアピール

 垣添忠生の「全国縦断 がんサバイバー支援ウォーク」は、現在、第6回を展開中です。埼玉県を皮切りに東京、千葉、茨木、栃木と進んでいます。

 5月16日は東京で、都立駒込病院、国立がん研究センター、がん研有明病院の3カ所を1日で回るというハードな1日でした。その合間に、国会議事堂に面した衆議院議員会館前で、がんサバイバー支援を訴えました(=写真、左から4人目。右隣は中島克仁・衆議院議員)。日々の様子は、 こちらにまとめています。

編集後記

 がんサバイバー・クラブの今の大きな目標は、どなたでもオンラインでつながれるオンラインコミュニティー「がんサバイバー.net」の立ち上げです。

 無料で登録すれば、がん種などのキーワードで検索することでサバイバー同士がつながれます。フェイスブックのイメージです。サイト内で患者会などのグループを結成できます。また、意外と面倒な患者会のサイトの更新も、「がんサバイバー.net」上で簡単にできるような仕組みも作る予定です。

 システム構築に費用がかかるため、朝日新聞社のクラウドファンディング 「A-port」でご支援を募っております。お力添えいただければ幸いです。

 1年間のご支援どうもありがとうございました。サイトで取り上げてほしい企画、開催してほしいイベントなどがございましたら こちらまでお気軽にお寄せください。

 さわやかな日が続きますね。どうぞご自愛なさってください。

 

 

2018年5月24日

がんサバイバー・クラブ メルマガ編集委員 中村智志

 

 よろしければぜひこのメルマガをご友人、ご家族など、興味を持っていただけそうな方に共有いただけますと幸いです。無料講読フォーム、過去のアーカイブは以下のリンクからご覧いただけます。
メールが正しく表示されない場合は こちらWebページ版をクリック
Facebook
Twitter
Email

がんサバイバー・クラブ運営委員会(公益財団法人 日本対がん協会),
https://www.gsclub.jp/,
東京都中央区銀座7-16-12 G-7ビルディング9階


配信停止 | 登録情報更新 | 迷惑メールと報告する