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サバイバーや家族にとって悩ましいのが、食事です。
日本対がん協会のがんサバイバー・クラブは、9月20日、「がんと食事の悩みは、栄養士さんに直接聞いてみよう!」をテーマに、
第6回サバイバーカフェを開きました。
講師は、都立駒込病院の栄養科科長・竹内理恵さんと、同科主任・小森麻美さん。
講義では、まず竹内さんが「少しでも口から食べて胃腸を働かせてください。食べたくないときは、水を飲むだけでも腸は動きます」とアドバイスしました。胃腸が働くと、神経(頭)も働き、細菌や不要なものと戦う免疫も働くそうです。
ほかにも、アメリカ対がん協会のガイドライン(①野菜や大豆製品などの植物性の食物を上手に取り入れる、②ハムやソーセージの市販加工肉と赤身肉は摂取を少なくする、③カロリーが高いものを取りすぎないように、など10項目)をはじめ、有用な情報をたくさん聞けました。
気になるサプリやお酒などについての解説や、包丁なしでも作れる簡単なレシピ( 「さけのさっぱり混ぜごはん」など)の紹介もありました。
講演後は、途切れない質問に、丁寧に答えていただきました。 |