いつもご愛読いただきまして、どうもありがとうございます。隔週の木曜日にお届けしています。
12月8日放送のNHKBS「医師の闘病から読み解く がんを生きる新常識2」をご覧になりましたか?
がんを経験した医師たちが6人登場して、司会の坂上忍さんらを交えてリアルに語っていました。
その一人が上野直人先生です。米国きってのがん医療機関「テキサス大学MDアンダーソンがんセンター」の腫瘍内科医で、『一流患者と三流患者』(朝日新書)などの著書があります。よき医療を引き出すには患者力をアップすることが大切だと、日頃から説いています(
がんアドボケートセミナーでもおなじみです)。
そんな上野先生でさえ、自らの治療中は「三流患者になってしまった」そうです。上野さんがなったがんは、10年前の左太ももの肉腫と、4年前のMDS(血液のがんの一種)。とくにMDSは貧血なども進み悩ましく、ネットでサプリなどを検索しました。ギリギリのところで踏みとどまったそうですが……。完治には骨髄移植、しかし死亡率30%。最終的に下した決断は?
同じ番組に出演した、大腸がん、腎臓がんのサバイバーである日本対がん協会会長・垣添忠生との対談は、深い話になりました。 |