いつもご愛読いただきまして、どうもありがとうございます。隔週の木曜日にお届けしています。
約1年前の2月5日、日本対がん協会会長の垣添忠生は、博多駅前のホテルから歩きはじめました。横殴りの雪が舞っています。それから5カ月半。できる限り歩いて全国がんセンター協議会に加盟している32の病院を訪ねて、サバイバー支援を訴え、サバイバーの声に耳を傾けてきました。途中、東京などで仕事があるため、9回に分けて一筆書きのように進み、総移動距離は3500キロ。うち2500キロは歩いたことでしょう。
このメルマガやがんサバイバー・クラブのサイト、
ウォークの専用サイト、インスタグラムでも、一言ブログや写真などで道中の様子、垣添が考えたことをお伝えしてきました。
とはいえ、ブログやインスタは、いわば日々の切り出し。全体を俯瞰してお伝えするには本がベストです。そんな願いがかない、2月7日(地域差あり)、朝日新聞出版から発売されます。一言ブログを大幅に加筆修正し、旅の様子を伝える写真をたくさん入れました。楽しいイラストもあれば、地図も付けてあります。読者は垣添と一緒にウォークを続けながら、がんについての理解を深めたり課題を認識できたりする仕立てになっています。
書名は
『「Dr.カキゾエ黄門」漫遊記 がんと向き合って50年』。ユニークなネーミングは、1980年代に「笑っていいとも!」にも出ていた友人の作家のアイデアです……。
がんサバイバー・クラブでは、垣添のサイン入りの本書を10名の方にプレゼントします。第44号のメルマガでお知らせする応募フォームよりお申し込みください。