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 緊急シリーズ:「がん患者さんのための新型コロナウイルス対策」に「心のケア」

 日本対がん協会のサイトの「がん患者さんのための新型コロナウイルス対策」に、心のケアをテーマにした新コンテンツが加わりました。語るのは、『がんで不安なあなたに読んでほしい。』などの著書がある清水研・がん研有明病院腫瘍精神科部長です。

 

「不安とは、人間に危機を教えてくれるアラーム。なくそうとする必要はない」と言い、対処法を3つのステップでお伝えしています。人間関係を良好に保つコツにも言及されていて、誰が読んでも参考になります。こちらからどうぞ。

 
 治験の検索、始めました

 治験に参加することは、承認前の薬や治療法にアクセスする機会でもあります。しかし、一般の方が自分に合う治験情報を探そうとしても、専門用語が難しい、医療機関を探しにくい、治験を受けられる条件にあてはまるか分かりにくい、といった壁がありました。
 
 そこで、がんサバイバー・クラブのサイトで、がんの種類や地域等で絞り込んで治験情報を検索できる機能を公開しました。検索フォームに、がんの種類や地域、年齢などを入力するだけで、検索結果が表示されます。

 
無料の電話相談「がん患者のための新型コロナウイルス特別相談」、実施中です

 日本対がん協会では、がん患者さんやご家族にご利用いただける無料の電話相談「がん患者のための新型コロナウイルス特別相談」を実施中です。

 治療を受けて大丈夫か、予定通りに検査は受けたほうがいいのか……。がん専門医と社会保険労務士が、みなさんの相談に乗ります。予約制です。詳細はこちらです。

 経済再開でもステイホーム ~MDアンダーソンの新型コロナウイルス対策~

 元MDアンダーソンがんセンターの上野美和さんが暮らす米国テキサス州でも経済が活発化してきました。アメリカらしく、タトゥー・スタジオも再開しています。

 

 ただ、MDアンダーソンは、慎重です。サイトには「経済は再開されつつある。がん患者にとって外出は安全?」と題した記事もアップされ、治療が終わっているがんサバイバーも含めて、できる限りステイホームを続けるべきだ、と訴えています。

 上野さんお勧めの楽しいサイト情報も合わせてお読みください。こちらです。

 がんから得た“とくべつ”な時間 ~木口マリの「がんのココロ」~

 30代後半でがんになって木口さんが気づいたのは、親孝行とは「一緒に時間を過ごすこと」ではないか、ということです。

 

 木口さんは治療中、ご両親とたくさんの「会話」をします。そして、仕事人間だったお父さんの素顔を垣間見たりしました。今を大切に生きて、それを両親にも感じ取れる形としたいという、木口さんのとくべつな時間に触れてみてください。

 がんについて語ろう ~ネクストリボ ン2020 第2部報告~

 2月4日に開かれた「ネクストリボン2020」(朝日新聞社、日本対がん協会共催)第2部のレポートです。テーマは「がんについて語ろう “がんとともに生きる、寄り添う”」。

 

 高校生で白血病を経験したタレント・友寄蓮さんの自分にハッピーな言葉を聞かせて、不幸のマウントを取らない、介護食アドバイザーのクリコさんの夫に作った料理のレシピは、彼が残してくれた財産のほか、「ネクストリボン×BIG UP!」のイメージソング優秀賞の3組の発表などがありました。イベントのある日常の雰囲気も楽しめます。

編集後記

 6月の花をアップしました。コロナがあっても花は咲く。そんなあたりまえに、気持ちが和らぎます。阿蘇山を背景に山腹をピンクに彩るミヤマキリシマ、箱根湿原で微風に揺れるエゾノキリンソウ……。
 まだ油断は禁物でしょうが、リアルに出会える日も、遠くはなさそうですね。

 

 

2020年5月29日

がんサバイバー・クラブ メルマガ編集委員 中村智志

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