2020年、読まれたランキングTOP10をご紹介します

~第1位は「肺がん、長期共存の時代が見えてきた」~

 早いもので、今年も師走です。

 

 去年の今頃、こんな1年を予想していた人はまずいないでしょう。がんサバイバー・クラブでも、リアルな活動は大幅に減りました。そのぶん、情報発信には、これまで以上に力を入れました。開催予定だった講演やシンポジウムも動画でお届けしました。

 

 そんな中で、読まれたランキングTOP10をご紹介します。第1位は「肺がん、長期共存の時代が見えてきた ~ステージ4で見つかっても~」。免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬の相次ぐ登場、併用療法の進展などを取材しました。

 

 記事掲載からほぼ1年。その後も、新しい治療法や治療薬が承認されています。「肺がん 承認」で検索するだけでもいろいろヒットします。

 

 第2位から後も、脱毛や性の悩みをどう乗り越えるか、新型コロナウイルス対策など、読みごたえがあって役立つ記事がランクインしています。

 この機会に是非ご一読ください。

「子どもが持てなくなるなんて」と後悔しないために 

~がん相談ホットラインの現場から~

 しばしば、がん治療が生殖機能に影響して、子どもを持てなくなる可能性があります。ホットラインには「妊娠できなくなるなんて、誰も教えてくれなかった……」と、泣きながら電話をかけてきた女性もいました。

 治療を選択する際、子どもを持ちたいという希望をどう伝えたらよいのか。ホットラインからのメッセージです。

ウィッグの「気になる!!」を試してみた 

~木口マリのがんのココロ~

 「風でピューンと飛ばない!?」「いかにもズラって気付かれない?」など、ウィッグの悩みはつきません。そこは好奇心も旺盛な木口マリさん。なんと脱毛中に実際に試してみます。飲み会にあえてズラで行ったことも……。

 実験結果と、そこから得た教訓とは?

病院のキャンドルサービス 

~かみうせまゆの 「忘れえぬ患者さんたち」~

 イルミネーションが輝く季節。かみうせナースが勤めていた病院では、医師ら職員が3つの聖歌隊に分かれて、病棟を回りました。あかりも暗くし、食事もクリスマス仕様です。患者さんたちは季節感を楽しまれていました。病院はコミュニティでもあるのです。

 みなさんはサンタクロースに何をお願いしますか?

スタッフ・横山光恒より

 11月23日は勤労感謝の日。昨年に続き、NPO法人日本キャリア開発協会さんと共催で、働く世代のがん患者向けイベント「がんになった経験を社会に活かそう ~自分のため・誰かのため~」をオンラインで開催しました。

 

 最初に日本キャリア開発協会さんの相談ボランティア(りぼら)の方が作成した、患者や会社にとっての「あるある」や相談事例の動画を共有しました。

 

 そのうえで、約100人の参加者が20グループに分かれて、意見交換をしました。率直な議論を交わしつつ、患者にも会社にも良いゴールをみんなで探します。

 

 がんになっても誰もが安心して、自分らしく働き、そして生きることができる社会の実現へ。同じ方向を目指した100人の想いが、画面越しに伝わってきました。

 イベントの様子は、改めて動画でアップします。

 ご愛読どうもありがとうございました。このメルマガは、隔週の金曜日にお届けします。

 

 がんサバイバー・クラブ メルマガ編集委員 中村智志

 

がんサバイバー・クラブ メルマガ編集委員 中村智志

 よろしければぜひこのメルマガをご友人、ご家族など、興味を持っていただけそうな方に共有いただけますと幸いです。無料講読フォーム、過去のアーカイブは以下のリンクからご覧いただけます。
正しく表示されない場合はこちら

がんサバイバー・クラブ運営委員会(公益財団法人 日本対がん協会),
https://www.gsclub.jp/,
東京都中央区銀座7-16-12 G-7ビルディング9階


配信停止 | 登録情報更新 | 迷惑メールと報告する