がんサバイバー・クラブ メールマガジン 第98号
 
毎月1回(第2金曜日)発行
発行日2021年9月10日
 

 いつもがんサバイバー・クラブを応援いただき、ありがとうございます。

 9月も半ばにさしかかり、幾分か過ごしやすい季節となりました。
 日常では、不自由な日が続いておりますが、皆さまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか?
 今月はがん征圧月間。全国各地で様々な啓発イベントが開催されております。
 がんサバイバー・クラブも、引き続き、有益な情報の発信や、交流の場を提供できるよう、努めてまいります。それでは今月の見どころをお届けします。

JAPAN CANCER SURVIVORS DAY 2021

 先月に引き続き、がん治療、療養生活に役立つ動画を公開していきます。今後も随時新しい動画をご紹介する予定です。皆さまの療養生活にお役立てください。
◆おすすめ動画 
 東京慈恵会医科大学附属柏病院
 総合診療部 診療部長・教授
 緩和ケアチーム 
 臨床倫理コンサルテーションチーム
 三浦 靖彦 先生
 
 「人生会議」というポスターで一躍その名が知られるようになったアドバンス・ケア・プランニング(ACP)。人生の最期が近づいた時、危篤状態や認知症などで医療行為に自分の意思表示ができなくなった時、延命治療を受けるか受けないか、どんな医療行為なら受けたいかなどを配偶者に伝えたり、代理人を指名しておくなど、がん患者さんの希望を事前に表示しておくことが大切です。また、本人の気持ちも「延命処置は希望しない」としていたものが「孫がオリンピックに出るのでもう少し生きていたい!」など変化することもあります。過去の研究では、「患者さんの意思を家族も医療者も理解していなかった」という結果もあります。前編では、「生命に関する医療行為」と「患者さんの人生の物語」の2つを大切にするACPについて考えてみましょう。
 
 続きは以下動画リンクよりご覧ください。
JAPAN CANCER SURVIVORS DAY2021と2020の動画の感想を送っていただいた方、先着50名に日焼け止めをプレゼントいたします!

【注目記事】

◆木口マリのがんのココロ
 第62回 ポジティブって何?
 https://www.gsclub.jp/tips/17090

【好評連載シリーズ】

癒しの空間 
 ~風に揺れる九月の花
◆がん相談ホットランの現場から
 歩いてつながる
看護師 かみうせ まゆ の ~がん治療に役立つエッセンス~  
 第10回 ~採血・点滴治療がスムーズにうけられるように~

イベントのご案内

サバイバーカフェ開催のお知らせ

「がん治療と皮膚トラブル ~一度聞いてみたかった! スキンケア商品のあれこれ~」

 

日時:2021年10月16日(土)13:00〜15:00
参加費:無料(通信費のみご負担ください)
配信方法:Zoomによるオンライン配信
募集人数:25名様(予定)
対象者:がんを経験された方(現在治療中の方、治療がひと段落した方。また、サポートされるご家族も可能です。ご参加される方のご年齢や性別、がんの種類は問いません。

協力:持田ヘルスケア株式会社様

https://www.gsclub.jp/tips/17069

◆『医療者と共に話す、選択する これからのがん治療とケア』

患者・ご家族向けオンラインシンポジウム開催決定!(主催:武田薬品工業、協力:日本対がん協会)

登壇:武蔵小杉病院 腫瘍内科 勝俣範之教授、ささえあい医療人権センターCOML 山口育子理事長、日本対がん協会相談支援室 北見知美マネジャー

日時:2021103日(日)13:30-15:30 視聴無料 先着順 お早めに申込ください

▼詳しくはWEBサイトをご覧ください

https://cosmopr-events.jp/cancer-symp01/

(外部サイトへリンクします)

【サバイバーカフェ の予告】

サバイバーカフェ・night
 2021年9月30日(木)19:30~21:00予定
 治療中のお肌や外見のケアに関する座談会 仮)
 協力)北海道医療美容研究会(医美LABO北海道)様
 オンライン開催で、スケジュール調整中です。
 参加費は無料で、通信費のみご負担いただきます。
 詳細は近日中にホームページ、SNSを通して参加者を募集いたします。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

【広告】

「患者さん向けアプリで皆さまの声を集めています」
 
応募期間は9/30まで、肺がん・乳がんの患者さま及びそのご家族が対象となります。
テスト版アプリをダウンロードしていただき、約1ヶ月間Q&A型コミュニティにご参加いただきます。
応募詳細は、以下URLからご覧いただけます。
(外部サイトへリンクします)

「新しい生活様式でも つづけよう、がん検診」~検診控えのリスク~

 新型コロナウイルス感染拡大が続くなか、継続してがん検診を受ける人が減っています。
 ワクチン接種も広がってきていますが、がん検診を控える傾向は続いており、今後の検診控えによるがんの診断や治療の遅れが懸念されています。
感染症対策を取ったうえで、機会を逃さずにがん検診を受けましょう。ご友人・ご家族にもがん検診の重要性についてお伝えください。

▼詳しくはWEBサイトをご覧ください
https://www.az-oncology.jp/kenshin/

※アストラゼネカ株式会社のページへのリンクです

 

 スタッフ横山より

秋の長雨の季節ですね。
別名をすすき長雨と呼ぶようです。
夏から秋に変わるこの時期、私には特別な思いがあります。
がん治療を終えて、一人で歩くのもつらい状態で退院したのが6月でした。
それからリレー・フォー・ライフに参加したいと一生懸命体力をつけ
9月に参加することが出来ました。
多くのがん患者の先輩に出会い、話し、大きな希望を貰いました。
今、直接会うことは難しいかもしれませんが、
人とのつながりは希望を生み出す大切なエッセンスです。
雨の日は、会いたい人のことを考える。
そんな時間の過ごし方も良いかもしれません。

 

がんサバイバー・クラブ マネジャー 横山 光恒

今号も最後までお読み頂きありがとうございます。

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