いつもがんサバイバー・クラブのメールマガジンをご愛読いただきまして、どうもありがとうございます。隔週の木曜日に発行していきます。
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みなさんは、ひとり暮らしとがんについて、考えたことがありますか?
福岡県出身の外科医、尾崎章彦さん(32)は、2014年10月に福島県南相馬市の南相馬市立総合病院に赴任しました。福島第一原発から約23キロにある病院です。診察を続けるうちに、自覚症状があるのに乳がんの受診が遅れる患者が目立つことに気づきました。
尾崎さんが聞き取り調査などを進めたところ、原発事故で若い世代(子ども世代)や友人・知人が避難した結果、孤立した高齢者ほど、この傾向が高いそうです。
無縁社会とも言われるように、高齢者の孤立化は、都会でもみられる現象です。社会的な視点からがんと向き合うことも必要ですね。尾崎医師の考察は
こちら。