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石巻工房ニュース - KOBO NEWS - Vol.29

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしてでしょうか。しばらく暑さは続きそうですので、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

また、この度の西日本豪雨により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様にお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

石巻工房ニュース - KOBO NEWS - Vol.29 のコンテンツは以下となります。

CONTENTS

 

◼︎ 2つのキット商品を発売しました。

◼︎ 納品事例のご紹介

◼︎ レンタル事例のご紹介

◼︎ フィリピンでワークショプを行いました。

◼︎ いしのまき元気市場でワークショップを行いました。

◼︎ OPEN! FURNITURE ワークショップのお知らせ。

◼︎ NHK「きらり!えん旅」に登場します。

◼︎ Column 工房長のサイケデリックな日々 Vol.27

◼︎ 2つのキット商品を発売しました。



ISHINOMAKI BIRD KIT と、KŌSAKU DIY KIT を発売しました。 



ISHINOMAKI BIRD KIT はトラフ建築設計事務所によるデザインで、木のパーツをボンドでつなぎ合わせるだけで出来上がる簡単なキットです。頭のパーツにはボルトが入っているので、回すと摩擦で音が鳴ります。




KŌSAKU DIY KIT はイラストを参考に構造やデザインを考えながらパーツを組みたてるキットです。組み合わせによって、バードハウスかリトルスツールのどちらか1つを作ることができます。余った材料を使ってカスタマイズしたりしてもお楽しみいただけます。

 

どちらも夏の工作にいかがでしょうか。

◼︎ 納品事例のご紹介

 

丸の内の新たにできたカフェにAA STOOL をメインとした家具を一式納品させていただきました。

◼︎ レンタル事例のご紹介

 

昨年東京・青山にオープンした福井県の老舗眼鏡屋、増永眼鏡のフラッグショップ「MASUNAGA1905」のイベントで杉のAA STOOL をレンタルで利用いただきました。





石巻工房では一部家具のレンタルを行なっております。

◼︎ フィリピンでワークショップを行いました。

 

今年で3年連続で行われているジャパンファウンデーション(国際交流基金)主催のフィリピンでのDIYワークショップ。今回はマニラでデザインを学んでいる学生たちと一緒に「DIYとデザイン」をテーマに家具作りをしました。

 



 

◼︎ いしのまき元気市場でワークショップを行いました。

7月8日に石巻市の「いしのまき元気いちば」で使うためのベンチ6台をワークショップで作りました。今後休憩スペースとして多くの皆様にご利用いただければと思います。


◼︎ OPEN! FURNITURE ワークショップのお知らせ。

OPEN! FURNITURE(オープン! ファニチャー)は、街歩きや家具の制作、アートイベントなどを通して、東京都港区のパブリックスペースの新しい可能性を発見するプロジェクトです。8月開催の今回は、芝浦地域のランドマーク的存在の運河を舞台として、商店会や地域の人々の協力のもと、大人から子供まで様々な世代を中心に、水辺で使える家具を制作します。

 

◼︎ NHK「きらり!えん旅」に登場します。

NHK「きらり!えん旅」でゲストの藤井フミヤさんが石巻工房に訪れ、実際に家具づくりを体験していただきました。
8月12日放送予定ですので、ぜひご覧ください。

 

放送情報
チャンネル:BSプレミアム
日時:8月12日(日)午後1時~

◼︎ Column 工房長のサイケデリックな日々 Vol.27


テーマ「石巻工房と海外」
最近、何かと海外に出る機会が多くなった。
バケーションではなく、全て仕事というのは悲しい事ではあるのだけれど、
見知らぬ土地に赴き、
そこの空気を感じる事は刺激的でもあるし、
ともすれば、ネガティブな気持ちに傾きかける自分をポジティブにさせてくれる出会いがあったりして非常に興味深い。

 

その反面、
私の英語力が一向に上達しないのは嘆かわしい。
海外(外国人)といえば、
何をしても「ザックリしてんなぁ」と常日頃思っていた。
先日も、
「8時に池袋で会いましょう!」
と、とある海外のお客さんに提案された飲み会があったのだが、
肝心の場所や店の名前を全く聞こうとしないし、聞いても答えてくれない。
「池袋で!IKEBUKURO ! 」としか言わない。
こんな私でも、池袋の駅が石巻駅よりも大きいのは知ってるし、
新宿駅に次いで日本で2番目に乗降人数が多い駅だとも知っている。
さて、そんな場所で待ち合わせなどというものが出来るのか?
だがとても不思議な事に、
駅周辺でウロウロしていた私を、
「Hi, Chiba-San ! 」と向こうが見つけてくれた。
それが、神ががっているのか、デフォルトなのかは全くわからないのであるが...
そんな話を海外駐在員として20年あまり過ごしてきた友人に話すと、
「キッチリしてるのって、逆に日本人だけなんだよ」と教えてくれた。

 

つまり、
日本人だけがキッチリしていて、
それ以外の世界の人は大抵「ザックリ」なのだそうだ。
ついでに、
ザックリとしつつも、要点は押さえるという、
海外の人とビジネスをする時はそれなりのコツがある事もあると言うことも教えてもらったが、
逆に、外国人に対して、
「ザックリで良いよ (for about it)」と言うと、
全く理解されないという話も教えてもらえた。
「ここまでやってくれ」と言われればやるけれども、
それ以外は言われていないからやらない。という具合だ。
だから、日本人が言う、
「適当にやっといて!」「うまくやっておいて!」「だいたいこんな感じで!」
は外国人に対しては全く通用しないという事も学ばせてもらった。

 

さて、
そのザックリさにかけては、
共同代表でもある芦沢はどちらかと言うと外国人の感覚に近い。
一緒に行った香港で、現地のデザイナーと知り合い、
これまたザックリとした内容でカフェの契約をまとめ上げてしまった。
もっとも、
ビジネスを進める上での細かい仕事はこちら側なのだが...
だが、
この事は特出して見習うべきであるし、
その感覚がなければ、単に真面目な日本人で終わってしまうだろう。
そこに商機を見つけて、
挑んでいくのは今後の石巻工房にとって一つの方向性となるのは間違いない。
彼のお陰で、
香港での販売特約店でもあるGALLEONというお店の店内カフェの椅子とテーブルは石巻工房の製品を使ってくれることになった。

 

今後の展開として、
香港のデザイナー達との新しいプロジェクトも視野に話を進められている。
立て続けに訪れたフィリピンでも、
いよいよ本格的に「メイドインローカル」が動き始めた。
もとは今年で3年続いてる、
ジャパンファウンデーション(国際交流基金)主催のDIYワークショップのプログラムではあるが、
そこで知り合ったカメラマンの奥様がフィリピンで家具製造に関わっており、
その流れでメイドインローカルinフィリピンが動き出したという訳だ。
これもまた、ザックリさがとりもつ形でのプロジェクトである。
フィリピンでのワークショップをもう少し具体的に語らせてもらえば、
3年という時間を経て、
毎年確実にクオリティが上がってきているプロジェクトになってきている。
DIYで問題を解決するというお題に対して、
地元でデザインを学んでいる学生達と、
既にプロフェッショナルとして社会に携わっている人々との取り組みが、
やがて地域の問題を解決していくという壮大な流れに直結していく構図。
この流れが世界に拡がっていくための1つのコンテンツとして、石巻工房がある。
という事実が我々の存在意義にもなるのではないかと思う、
今日この頃なのである。

 
 
株式会社石巻工房 
本メールは press@ishinomaki-lab.org よりpress@ishinomaki-lab.org 宛に送信しております。
渡波字栄田164-3, 石巻市, 宮城県 986-2135, Japan


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