単体テストは、システム・ソフトウェア開発におけるテスト工程の一つで、最初に実施されるテストです。プログラミングを担当した技術者がコードを組んだ後にすぐ行うことから、そのプログラムがどのような動作をするべきかというイメージが鮮明な状態でテストを行うため、精度の高い検証が期待できます。単体テストで不具合を徹底的に修正しておくことで、以降のテスト工程での手戻りを防ぐことに繋がり、開発を効率化することが可能になります。
本講座は、ソフトウェア品質向上を図るため、モジュール単体テストの実践スキルを高めていただくことを目的とします。一般的なソフトウェアテストの抽象的なセミナーとは違い、モジュール不具合の検出漏れを防ぐ単体テスト設計や品質向上、欠陥を検出した場合の修正プロセスなど、単体テスト実践に必要な要素を具体的にご紹介しますので、日々の業務にすぐに活かしていただくことができます。
■開催日時:
令和5年11月9日(木)9:15~16:15
※受付は8時45分頃より
■会場:
島根県産業技術センター 2階 プロジェクト研究室
(松江市北陵町1番地 テクノアークしまね)
■受講対象者:
島根県内に事業所等を有する企業であること
・C言語を使用した組込みシステムのソフトウェア開発経験がある方
・ソフトウェア品質と単体テストのやり方に課題を感じている技術者
・ソフトウェアの単体テスト設計者、プロジェクトマネージャ
■プログラム:
①品質保証プロセス、 ②ユニットテストの目的、 ③ソースコードレビューとユニットテスト、 ④ユニットテスト項目を少なくするコーディング方法、 ⑤ユニットテスト計画第、 ⑥ユニットテスト項目設計、 ⑦ユニットテスト設計の具体的方法、 ⑧改造開発におけるユニットテスト項目設計、 ⑨欠陥を検出した場合の流れ、 ⑩ユニットテスト項目作成目標数の設定と評価、 11 欠陥検出目標数の設定と評価、 12 ユニットテスト工程の完了見極め、 13 品質を確保する設計、 14 その他注意事項
■参加費:
無料
■定員:
20名(先着順)
■お問い合わせ先:
<申込み等に関すること>
(公財)しまね産業振興財団
創業・人材支援室(担当:布野・新宮)
電話:(0852)60-5117
E-mail:ihrd@joho-shimane.or.jp
<講座の内容に関すること>
島根県産業技術センター
電子・電気技術科(担当:川島・大峠)
TEL:0852-60-5138(直通)