しまねソフト研究開発センター  ITOC Newsletter #34(2021.3.30

「クラウドハンズオン講座」手順書&解説動画の公開

 

~ 2/10実施「AWSを利用したスケーラブルなWebサービスの構築方法を学ぶ」 ~

 

ITOCでは、R3.2.10にオンラインにてクラウドハンズオン講座~AWSを利用したスケーラブルなWebサービスの構築方法を学ぶ~を開催いたしました。講座ではクラウドサービスの1つであるAmazon Web Service(以下AWS)を用いて、Webサービスの構築方法をハンズオン形式で学習しました。
 
このたび、このハンズオン講座で実施した内容について「手順書」と「解説動画」を公開いたしました。「詳しくはこちら」からご視聴ください。
 
1.講師
 ファーエンドテクノロジー株式会社 坂本 想 氏
2.内容
 フェーズ 1:サーバー 1 台構成でWEBアプリケーションを動かす
 フェーズ 2:拡張性を向上しつつ、DB 運用負荷を軽減する構成を構築
 フェーズ 3:ロードバランサーを使った負荷分散環境を構築
 フェーズ 4:フェーズ 3 の環境でレプリカ DB を追加(オプション)
3.公開資料
 ・ハンズオン解説動画
 ・ハンズオン手順書
 ・アーキテクチャ・用語集

(共同研究)積算システムにおけるAI活用可能性の検討

 

~(株)シーエスエーとの共同研究(建築設備工事業向け積算システム)~

今回の共同研究では、当社システムのマスタ引き当て機能において、改善につながる機械学習等の技術の適用可能性について研究を行いました。当社のマスタ引き当て機能には、アルゴリズムを用いた適合度の計算を用いていますが、精度や速度の面で課題もあることから、機械学習等を用いた新たなアルゴリズムの実装可能性について検討いたしました。

 

現在の「積算らいでん」の引き当て処理は、N-gramを用いた文字列解析(分割)と分割した文字列の一致度合いの評価(自社独自ロジック)の2段階で実現していますが、今回の研究では、形態素解析を用いた引き当て改善や、コサイン類似度を用いた引き当て改善にトライしました。

 

「詳しくはこちら」にレポート内容を記載しておりますので、ぜひご覧ください。

【編集後記】

令和2年度はコロナに始まりコロナに終わる年度となりました。ITOCでも従来実施してきた対面型のハンズオン講座などの人材育成も実施することが難しく、ほとんどをオンラインでの人材育成に切り替えて実施いたしました。新しい取り組みの連続ではございましたが、たくさんのIT企業のエンジニアにご参加いただきましたこと、感謝申し上げます。

 

令和3年度もまだまだ困難な状況ではございますが、これに負けないように、また皆様方から、”ITOCはまた面白いことやっているね”と言われるように頑張っていく所存です。引き続き、ITOCを宜しくお願い申し上げます。

 

しまねソフト研究開発センター 徳田 大剛

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