12/16にRubyWorld Conference 2021がオンラインで開催されました。島根県からは「Ruby, mruby/c を利用したIoT ソリューション『WaKaYo』の開発事例紹介」では、株式会社テクノプロジェクト林 佑弥さん、株式会社トラストソフトウェア 竹内 信人さんが登壇されました。

また、「機能検査用自動化ツール「SmrAI」の開発～製造業のプログラミング人材増加に向けたSmalrubyの新たな活用方法～」では、サイバートラスト株式会社 奥田 彩月さん、松江工業高等専門学校 情報工学科 杉山 耕一朗 准教授が登壇されました。

RubyWorld Conference 2021は、現在、YouTubeでも配信されています。お見逃しされた方はぜひご視聴いただければと思います。

12/20にITOCではプログラミング教育事業を行っている株式会社テックアイエスを迎えて、「地方企業のデジタル化の進め方」と題したセミナーを開催しました。

セミナーで印象に残ったのは、デジタル化というと業務の効率化という点に目が行きがちですが、採用の面でも影響が出るということ。なぜなら2025年以降の新卒者はプログラミング教育を受けている世代になってくるとのことです。

つまり、採用面においてもデジタル化が進んでいる企業には新卒者が集まり、デジタル化が遅れている企業には新卒者は集まりにくくなるのではないかと指摘されました。セミナーでは、もちろん採用だけでなく労働生産性や自社サービスの品質の向上のためにも企業内におけるIT人材の育成が必要であるとの提言がありました。

12/10にITOCと島根県警察本部との共催で実施しました「サイバーセキュリティセミナー2021」につきましては、年が明けてから期間限定でセミナーでの講演を公開をする予定です。ご期待くださいませ。

それから、ITOC Newsletterは今年最後の配信となります。今年は、ITOCでも4月から、県内IT企業のデジタル化支援を強化するため、新たに「しまねデジタルイノベーション推進事業」をスタートさせました。ITOCの業務も従来のIT企業支援から大きくウイングを拡げ、各種事業を行って参りました。

皆様もご承知のとおり、国挙げてデジタル化を進めていこうということで、DXという言葉が大きく謳われた1年ではなかったかと思います。このDXの動きは、来年においても一層活発になると思われ、ITOCにおきましてもこの動きを捉え、県内企業の皆様に情報提供や事業の企画なども進めていきたいと考えております。

来年は1月11日（火）からの配信を行います。一足早いですが、皆様、良いクリスマス・お正月をお迎えくださいませ。