しまねソフト研究開発センター  ITOC Newsletter #93(2022.6.28) 

しまねソフト研究開発センター 研究成果リリース

 

mruby/c 3.1公開

 

~ 小型IoTデバイス向け組込み開発言語「mruby/c」新バージョン公開 ~

itoc@s-itoc.jp
 

ITOCが研究開発を行っている「mruby/c」は、新バージョン「mruby/c 3.1」を公開しました。新バージョンでは、パフォーマンスの向上、例外処理の機能改善、Ruby3.0系およびmruby3.1に準拠した内部改善を目的に開発を行いました。

 

これにより mruby/c 3.1では、実行開始時にシステムが必要とするRAM使用量が約5.4KBと、mruby/c 2.0と比較して半分以下の大幅な省メモリ化を達成しました。また、実行速度は、ベンチマークの結果、mruby/c 2.0と比較して、最大1.8倍の高速化を実現しました。

 

ITエンジニアにはハードルが高い組み込み開発ですが、このmruby/cは県内IT企業の皆様にとっては、IoTビジネスの入り口的な役割を果たしてきたのではないかと思っております。最近では実証実験のフェーズから、mruby/cを用いて開発された新製品の発売や現場での利活用事例も増えてきています。

 

ITOCでは、県内企業の皆様へIoTの技術支援を行っております。このmruby/cまたはIoTに関する技術にご関心ある企業様はぜひITOCへご相談いただければと思っております。

 

スマートグラス、VR、MR、アームロボットなどの機器を体験!

「SHIMANE デジタル技術体験・展示会」

 ~ 7/11(月)テクノアークしまね2Fにて開催! ~

itoc@s-itoc.jp
itoc@s-itoc.jp

7/11(月)にテクノアークしまね2Fオープンスペースにて、「SHIMANE デジタル体験・展示会」を実施いたします。テクノアークしまね2Fオープンスペースの新たな活用のご紹介、中小企業向け支援施策のご案内、基調講演、デジタル機器の体験・展示会など企画満載のイベントとなっております。ぜひ、県内企業の皆様ご参加いただきますようご案内いたします。

 

1.内容・スケジュール

 1000 開会

 1010 テクノアークしまね2Fオープンスペースの新たな活用の紹介

      各支援団体より中小企業支援施策のご案内

 11:00  基調講演「現場作業員のDXとコラボレーションの進化」

      グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 

      パートナーエンジニア 宮崎 悦子 氏

      カスタマーエンジニア 森永 大志 氏

 1200 デジタル機器の体験会・展示会

     ・Glass Enterprise Edition2 TM

       https://www.docomo.ne.jp/biz/product/xr/googleglass/

     ・HoloLens2

       https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens

     ・Meta Quest2(旧:Oculus Quest2

       https://store.facebook.com/jp/quest/products/quest-2

     ・テレプレゼンスロボット・temi

       https://www.docomo.ne.jp/biz/special/5g/column/016/

     ・ロボットアームDOBOT MagicianR

       https://afrel.co.jp/product/dobot/

 1630 閉会

 

2.主催 

 島根県、公益財団法人しまね産業振興財団

3.共催

 株式会社NTTドコモ島根支店、島根県中小企業団体中央会

4.お問合せ

 島根県商工労働部産業振興課情報産業振興室 

 電話:052-22-5620

  

ITOC機械学習人材育成プログラム 

 ~ オンライン教材Udemyによる知識習得とデータ分析の実践によるスキル習得 ~
 
ITOCではオンライン教材による機械学習の知識・スキル習得とデータ分析の実践経験の場を組み合わせた「ITOC機械学習人材育成プログラム」を令和3年度に引き続き実施することといたしました。

【ポイント1】体系的かつ実践的なオンラインコンテンツ 
【ポイント2】実際のデータを使用した実践学習
【ポイント3】ITOC専門研究員による個別サポート
 
1.日程 
 令和4年7月中旬から令和5年1月(約7か月間)
2.カリキュラム
 ガイダンス(7月中旬~8月)
 オンライン教材による学習(8月~1月) 
3.オンライン教材Udemy(ユーデミー)について
 Udemy(ユーデミー)の教育コンテンツを使用します。
 当コンテンツは、様々な分野における最先端のITスキルを学ぶことができるオンライン動画コンテンツサービスです。今回のプログラムでは、ガイダンスでのヒアリングを踏まえ、ITOCで各社のテーマに合わせた推奨コンテンツをご案内します。
(推奨以外のコンテンツも自由に視聴いただけます)
4.スケジュール
  ・データ解析・機械学習実践(8月~1月)
  ・中間発表会(10月)
  ・成果発表会・プログラム修了証授与式(1月)
5.受講対象
 島根県内の IT 事業者
  ※企業単位でのお申込みをお願いします(下記、申込書を使用してください)
6.受講料
 有料
 ※お1人あたり@15,000円(消費税の額を含む)の参加料をご負担いただきます
7.募集定員
 5社程度
 (応募多数の場合は、審査により受講企業を決定いたします。)

 

≪ITOC X-Techラボ 第8弾 ≫

「地域商社の現場を知ろう!」

 ~ IT企業による異業種訪問(意見交換会・現場視察) ~

ITOCでは、「県内IT企業のための異業種訪問 “直接現場に行ってビジネスの種を探そう!”」と題し、島根県内の様々な業種の企業にご協力をいただきながら、IT企業が実際に現場に訪問しお話を聴く機会を設ける取組みを行っています。
 
第8回目となる今回は、株式会社吉田ふるさと村様にご協力いただき、地域商社として展開する業務の内容についてご紹介いただきます。IT企業の皆様との意見交換を行った後、会場近くにある本社工場へ移動し、食品製造・加工の現場の一部も見学をさせていただきます。

 

1.協力先

 株式会社吉田ふるさと村

2.日時

 令和4 720日(水)13:30~15:30

3.開催場所

 吉田農村環境改善センター 会議室

 住所:島根県雲南市吉田町吉田1061-1当日は現地集合)

≪株式会社吉田ふるさと村 紹介

 株式会社吉田ふるさと村は自然の恵み豊かな奥出雲の山あいに位置し、JA、商工会、森林組合などの団体のほか、多数の村民の共同出資により1985年に設立されました。無農薬栽培のお米や野菜が主原料の安全な食品作りをモットーとする農林産物の加工・販売を中心に、管工事や簡易水道の管理、村営バスの運転などを行う一方、「日本たまごかけごはんシンポジウム」の開催や各地で開催されるイベント参加などにより、吉田町のPRにも大きく貢献しておられます。

.定員

 10名程度(先着順)

5.参加対象

 島根県内のIT企業

 ※なお、参加にあたっては新型コロナウィルス感染症対策として、マスク着用、検温などを実施いたします。

6.参加費

 無料

7.主催

 しまねソフト研究開発センター(ITOC)/公益財団法人しまね産業振興財団

8.問合せ先

 しまねソフト研究開発センター(担当:内部・石川) 

 TEL0852-61-2225 Mailitoc@s-itoc.jp

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