一度行ってみたかった上高地の「小梨平キャンプ場」に行ってきた。上高地は「マイカー規制」がありバスターミナルにクルマを停め、そこからはキャンプ道具一式を詰めたザックを背負ってバスに乗り込む。
以前カナダのキャンプ場に泊まった時、受付で熊注意のパンフレットを渡された。大きな熊が立ち上がりキャンピングカーの中を覗き込み食べ物をねだっているような写真が印象的だった。内容は熊注意より、熊に食べ物を与えないことだった。キャンプ場ではテントで宿泊する人は食べ物を木の上に釣り上げて固定できるワイヤーが設置され、ゴミ箱は戦車を思わせる頑丈そうなものだった。キャンプ場を歩くと、熊と遭遇するかもしれないという緊張感と共に、自分が「ワイルドな場所にいる」というのがとても心地良かった。
小梨平キャンプ場では、2020年8月ツキノワグマによる人身事故からさらに熊対策を実施、ゴミ箱は金属製の頑丈なもので匂いが出づらくなっており、匂いの出やすい缶、瓶などの捨て場は、食料保存庫を兼ねる頑丈なコンテナ内に設置。テント内に食料を置かないように受付時に名前入りの札を渡し、食料は各自コンテナの食料保存庫に保管するようになっていた。
キャンプ場には定食が食べられる食堂、酒からつまみ、パンやチーズなども置く充実した売店があり、お風呂は山小屋のような簡易なものではなく、小さな銭湯規模の快適なものだった。それに加えて朝テントを出ると雄大な景色が広がる。ワイルドな自然の中で快適に生活するというとても充実したキャンプになった。
参考:「上高地小梨平キャンプ場ツキノワグマによる人身事故現場検証について(報告)
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